ギリシャ首相、ギリシャ正教イスタンブル総主教に慎重な対応を要請
2020年07月12日付 Cumhuriyet 紙

アヤソフィア大聖堂の博物館としての地位が取り消される件で、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相がギリシャ正教イスタンブル総主教のバルトロメオス一世に連帯のメッセージを伝えたことが明らかになった。

ギリシャ首相官邸広報室から発出された声明で、ギリシャの指導者キリアコス・ミツォタキス首相がコルフ島(ケルキラ島)から電話でギリシャ正教イスタンブル総主教のバルトロメオス一世に連帯と支持を伝えるメッセージを送ったと発表された。

ミツォタキス首相のバルトロメオス総主教への架電は、アヤソフィア大聖堂の博物館としての地位が取り消される件に関することである。

同首相はアヤソフィアを宗務庁の管轄にし、礼拝に開放することを意図する決定に非難を示していた。

ミツォタキス首相は次のように述べたと伝えられている。
「この決議により、アヤソフィアの普遍的地位と世界人類の遺産としての性質が無視されることになる。またこの決議は、トルコギリシャの関係だけではなく、トルコのEU関係、ユネスコや国際社会との関係にも影響を与えるに十分である」 (スプートニク)

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:49525 )