パレスチナ:イスラエルの教育から消されるパレスチナ市民と占領(3)
2020年07月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

■学術的研究:イスラエルの教科書からパレスチナの人々と占領が無きものにされている(3)

【ナザレ:本紙】

合同リストのサンドス・サーリフ議員もまた、占領とイスラエル・パレスチナ紛争をヘブライ語、アラビア語双方のイスラエルの学校教育課程から消し去ることは、イスラエル民主主義終焉の決定打であり、それはパレスチナ人の記憶からもユダヤ人の記憶からもこの歴史的な一部分を消去し、うやむやにすることに表されると述べた。

同議員は話の中でこう付け加えた。「こうしたことはアラブ系の学校においては成功しないだろう。なぜならアラブ人学生は政治的、歴史的な情報を家庭やアラブ社会で活動する政治運動、人々から得るからである。代わりにこうした教育はアラブ系市民と様々な国家機関との間に信用の危機を引き起こしている」。

48年地帯にあるアラブ教育フォローアップ委員会は、アラブ的な教育課程が、政治的判断のために民族的な帰属とアイデンティティを育てる内容に欠けてしまうことに悩まされていると強調する。

アシュラフ・ハッサーン委員長は本紙に対し、「イスラエル公安庁(シャバック)はナクバ及びイスラエルの樹立から70余年後もアラブ系の教育機関を支配し続け、責任者や教員、監督者の任命における意思決定者とみなされ続けている。加えて教育内容を制限し、アラブ人学生に民族的なアイデンティティを形成するすべてのものを削除することに関心を持っている」と語った。


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( 翻訳者:YA )
( 記事ID:49563 )