パレスチナ:GoogleとAppleがパレスチナを地図上から削除
2020年07月17日付 al-Quds al-Arabi 紙


■GoogleとAppleがパレスチナを地図上から削除した噂の真実とは?(Twitter)

【本紙】

活動家たちおよび複数のニュースサイトはこの2日間、Google社とApple社が地図上からパレスチナを削除したという情報を報じた。これは、ソーシャルメディアを通して多大な怒りを巻き起こし、何千ものTwitter利用者はパレスチナの地図をツイートしながら、もし地図上から削除されたとしてもパレスチナが存在することは確実なことであり、その歴史を消し去ることはできないと強調した。

「自由パレスチナ」とタグをつけてツイートを行った活動家たちは、両社がパレスチナのアイデンティティを消し去り、アメリカとイスラエルの目標に応じて真実を変更することを試みたと非難した。

これに先立ち、中東、アメリカ、ロシアの軍事ニュースを専門とするニュースサイト「ASソース・ニュース」は、GoogleとAppleが地図上からパレスチナを削除したと報道していた。また同サイトがTwitterのアカウントを通して明らかにしたところによると、米国2社による動きに対し、ロシアの検索エンジン「ヤンデックス」は自サイト地図上でのパレスチナの存在を保持したという。

GoogleとAppleの地図上でパレスチナを検索した場合、ガザ地区とヨルダン川西岸が示されるものの、そこにはパレスチナを示すサインがない。

英インデペンデント紙が報じたところによると、パレスチナを地図上で削除した事についての報告は、水曜日に「神の御許しを請う」と名乗るInstagram利用者から広まりはじめ、彼はパレスチナを公式に地図上から削除した事を引き合いにテクノロジーの巨人たちを非難したという。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:福井寧々 )
( 記事ID:49566 )