Google 新型コロナウイルス関連の噂と戦う
2020年07月19日付 Iran 紙


 Google は来月から、COVID-19 に関する陰謀論を広めるウェブサイト広告をブロックする予定だ。

 世界最大手のインターネット検索エンジンであるGoogleは、手動または自動の調査機能を駆使し、当該の規則に従わないウェブコンテンツ制作者とウェブ広告主を特定し、取り締まりを行う予定だ。

 同社は、これまでに健康に関する有害な主張についてのポリシーを有し、新型コロナウイルスの大規模な蔓延によって引き起こされた混乱を利用しようとした2億以上の広告を削除した。Googleは最近、こうした取り組みを倍増させている。

 このGoogleの措置は、調査により今年(西暦)新型コロナウイルスに関する虚偽情報や陰謀論を広めたウェブサイトに対し、1900万ドルの広告収入がGoogleから案内されていることが明らかになったことを受けて実施された。

 Googleのある広報担当者は、「私たちは、ウェブコンテンツ制作者とウェブ広告主による健康に関する虚偽の主張に関わるポリシーの範囲を拡大し、現在このポリシーは、学者の見解に反する健康危機についての危険な内容もその対象としています。私たちは、このようにしてさらなる防御措置を講じています。」と述べた。

 最近更新されたGoogleのガイドラインによると、新たなアプローチでは、健康危機に際しての関係当局の科学的見解に反する内容は禁止されることになる。その内容には、ウイルスの起源についての主張、このウイルスが生物兵器として作られたという主張、あるいは人為的に作られたという誤った主張が含まれる。

 ブルームバーグによると、Googleはこのポリシーに繰り返し違反するサイトには自社の広告プラットフォームを使用させないことを発表した。

 Google傘下のYouTubeも、COVID-19に関する虚偽の医療情報や陰謀論については収益化を禁止している。/ ISNA[イラン学生通信]

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( 翻訳者:YH )
( 記事ID:49586 )