アヤソフィアにイマーム3人任命
2020年07月23日付 Hurriyet紙


宗務庁のアリ・エルバシュ長官は、アヤソフィア・モスクのイマーム、ムアッジンとして任命される人物を発表した。エルバシュ長官は 「3人のイマーム、5人のムアッジンをアヤソフィア・モスクに送る」と述べた。加えて、アヤソフィア・モスクにメフメト・ ボイヌカルン教授、フェルフ・ムシュトゥエル、ビュンヤミン・トプチュオールがイマームに任じられたと発表した。

エルバシュ長官は、マルマラ大学のメフメト・ボイヌカルン教授、イスタンブルのイェニ・モスクのハティーブであるフェルフ・ムシュトゥエル、ファーティフ・モスクのイマームであるビュンヤミン・トプチュオールをアヤソフィア・モスクのイマームとして任じたと発表した。エルバシュ長官は声明の中で「本日は皆さまに朗報を伝えるためここに集まってもらいました。2020年7月24日金曜日、アヤソフィア・モスクで初の金曜礼拝を行い、礼拝が開始となります。彼らは我々のモスクに美しさと豊かさをもたらします。イマームたちは、朗唱、学知、講義、アザーン、死者を伝える祈り、コーランの詠唱により、モスクを彩ります。会衆を精神的に満たすため最も正しい知識を伝えることに努めます。ご存知の通り、モスクは、単にアザーンが朗誦され、礼拝を行う場所ではなく、同時に預言者のモスクの分所として囁き伝える役割を遂行してます。学校の役割や知識伝達の任務も果たそうとしています。このため、アヤソフィアにイマームとして送る先生たちは、全ての点で国民を満たし、正しい宗教的知識、美しい朗唱、コーランの詠唱を我々国民に届けることが出来る点で傑出しています。彼らを一人一人皆様に紹介していきたいです。3人のイマームと5人のムアッジンをアヤソフィア・モスクに配属します。アヤソフィア・モスクを彼らに託します」と述べた。

■「3人の先生は、アヤソフィアで国民に奉仕する」

エルバシュ長官は、アヤソフィア・モスクのイマームに任命した3人も国民に奉仕すると発表し、「おそらく歴史上はじめてとなる、また今回の初のアヤソフィア・モスクに運命として定められた任命を行うことになります。このことは根本的にかつての歴史にも適うものとなりましょう。かつてはアヤソフィア・モスクのイマーム職を、当時の大学に相当するアヤソフィア・メドレセの優れた先生たちが担っていました。我々はこの歴史に則り、今日、アヤソフィア・モスクに大学教授をイマームとして任命ました。マルマラ大学の神学部イスラム法学科の教授中、ハーフィズであり、学知により真に学生を満足させる知識を授けるメフメト・ボイヌカルン教授をここに招きます。次に、2015年コーラン朗誦世界大会で一位を獲得し、イスタンブルのイェニ・モスクのイマームを務める、ハーフィズのフェルフ・ムシュトゥエル先生を招きます。そして3番目にイスタンブルのファーティフ・モスクのイマームを務め、2009年のコーラン朗誦の世界大会で優勝した、ハーフィズのビュンヤミン・トプチュオールを招きます。幸運を祈っています。この3人のイマームはアヤソフィア・モスクにて、国民に奉仕します。ムスリム達に、様々な国からの多くのムスリムはアヤソフィアで礼拝しに来るであろうから、彼らへ朗唱や学知の双方で奉仕し続けることになりましょう。我々の親愛なる先生よ、幸運を祈ります」と話した。

■「我々のイマーム、ムアッジンはアヤソフィア・モスクでムスリムのために奉仕する」

エルバシュ長官は次のように述べた。「美しい声でイスタンブルの空を響かせ、今日まで多くの重要なモスクで勤務してきた先生達をここに誘います。今ここにいないスルタンアフメト・モスクのムアッジンであるメフメト・ハディ・ドランは、本当に音楽に通暁することで人々の心を震わせる、かの美しい調べで、今後アヤソフィア・モスクの尖塔から彼の声を聞くことになりましょう。イブラヒム・チョバン先生もまたスルタンアフメト・モスクのムアッジンであり、今後アヤソフィア・モスクでアザーン、コーランの朗唱で人々に奉仕することになりましょう。シュクリュ・アスルエレン先生は、現在カドゥキョイのセラミチェシメ・モスクに勤めるムアッジンであり、TRTで行われたコーラン朗唱コンテストで国内第二位となった先生です。アルプジャン先生は、イスタンブルのエミールガン・モスクのイマームであり、2014年に世界一位となった素晴らしい先生です。ルドヴァン・アクバシュはベヤズト・モスクのムアッジンです。2015年にアザーンを美しく朗誦するコンテストで国内一位となった素晴らしい先生です。こうして、このイマーム、ムアッジンをもってアヤソフィアで国民とムスリムに奉仕するよう務めます。」

■「宗務長官から連絡を受けた時、迷うことなく承諾した」

アヤソフィア・モスクに任じられた3名のイマームのうちの一人であるメフメト・ボイヌカルン氏は、「まずは、本当に神に感謝している。とても光栄で、誇りに思います。 宗務長官が私に連絡してきた時、迷わず承諾しました。このような光栄な任務、神に感謝しています。この任命を契機に大統領、他の全ての関係者や職員に感謝します。これは歴史的な出来事であり、歴史的な日です。本当にこの職務が我々に授けられたことは、光栄で、うれしいことです。どうか、できる限り最善の形を目指し、任務を果たそうと思います」と述べた。

アヤソフィアに任じられたムアッジンのうち、1993年生まれのアルプチャン・チェリキ氏は、「神の恩寵です。86年経ってやっとアヤソフィア・モスクでアザーンを唱えることが出来るようになります。私たちはムアッジンとして任命されました。以前はエディルネのセリミイェ・モスクにて5年間勤務しました。その後6か月エミールガン・モスクで務めました。この知らせを聞いた時は、心が大変安らぎました。すごく喜びました。アッラーはアヤソフィアでたくさんの礼拝やムスリムの義務を果たすことを、ムスリムの共同体に定め賜いますよう」と話した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:山下鈴奈)
(記事ID:49604)