イラク:デモの弾圧によって二人が死亡、数十人が負傷
2020年07月28日付 al-Quds al-Arabi紙


■バグダード中心における抗議者たちへの鎮圧作戦により、二人が死亡し、数十人が負傷する。

【バグダード:本紙】

日曜日から月曜日にかけての夜、イラクの首都バグダードの中心に位置するタハリール広場およびタヤラーン広場で、デモ参加者のグループを分断するために治安部隊が実弾と催涙ガス爆弾を使用した後、両者の間で勃発した衝突によって二人が死亡し、数十人が負傷した。このデモ参加者たちは、首都圏地域および他の諸地域における電力供給の状態が悪化したことに対して抗議していた。

数十人の抗議者が、「血塗られた夜」の衝突で命を落とした彼らの同志、マフディー・ナッハートゥとラティーフ・サルマーンを追悼した。

本紙は見解が一致する複数情報筋(目撃者および報道機関)から、治安部隊はイラクにおける抗議運動の核であるタハリール広場とタヤラーン広場(タハリール広場東部)で、抗議者に対し実弾と催涙ガス爆弾を用いて対応したという情報を得た。

人権委員会はタハリール広場事件に対して遺憾の意を表明し、状況についての緊急調査を開始するよう求めた。また同委員会は昨日の記者会見で「(同委員会の)チームがバグダードと他の諸県におけるデモの監視を継続している」と強調した。

同委員会は「犠牲者の死と抗議者の負傷、さらには治安部隊の負傷者の多くがタハリール広場での抗議者との衝突の結果死亡したことに関する深い不安と悲しみ」を表明し、「これは治安部隊が実弾とゴム弾、サジュム(弾薬として鉄球を用いる猟銃の一種)を用いた結果である」と強調した。

(後略)

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(翻訳者:平野日向子)
(記事ID:49647)