ヨルダン:国王が選挙の実施を命令
2020年07月30日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ヨルダンの君主が選挙を命令

【アンマン:本紙】
 
ヨルダンの君主は、同国の議会選挙に関する議論を完全かつ最終的なかたちで終結させた。これは教職員組合の危機という波乱の中で、今年末までに判断されることになる。

憲法の規定に基づく直接的な王国勅令の発表により、コロナウイルスに起因する(国家)非常・防衛事態と憲法上の選挙実施義務との間の関連性についての推測は終了する。

水曜日の朝に王国勅令が発布された後、ヨルダンは特定週間以内、また105日以内に非常にセンセーショナルかつ重要な議会選挙に向かっている。これは、今後いかなる場合でも現行の議会の召集を行わないという同国の思慮深い政治決定の中でなされるものである。

2020年は現行の政府と議会の存続期間であるため、準備段階の内容は憲法上決定的ではないが、政治的には明確である。

(後略)

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( 翻訳者:坂上晴郁 )
( 記事ID:49660 )