外国籍男性と結婚したイラン人女性の子どもに対する市民権付与、7月25日にケルマーン州で開始 同州市民局長
2020年07月21日付 Iran紙


―イラン南東部ケルマーン州の外国人市民・移民局長は、外国籍男性と結婚したイラン人女性との間に生まれた子どもに対して市民権を付与する制度が、モルダード月4日土曜日[訳注:西暦7月25日]に開始されると発表した。

 ケルマーン州外国人市民・移民局のアリー・シャフィーイー局長は、本日ティール月31日[西暦7月21日]、外国籍男性と結婚したイラン人女性との間に生まれた子どもに対して市民権を付与する法律を執行するための調整会議において、「本法律は承認され、行政手続きに則って国に通達された」と表明した。

 同氏は、「郡(シャフレスターン)の業務を郡知事(ファルマーンダール)に一任しているのは、郡知事の調査や意見も市民権申請者に提供されるためであり、また州[に設置された]センターに照会することで業務の連携をはかり、市民権申請者の手続きをより迅速に完了させることを目指す」と述べた。

 同局長は“身分登録”が重要な役割を果たし、治安維持軍と移住・パスポート警察がこの任務にあたると説明し、「モルダード月4日土曜日からこの法律が施行されるが、行政機関にはこの業務の完全な実施のために必要な協力を要請する」と語った。また、「これは大変な作業であり、全てにおいて精度をあげることで、これをうまく進めていくことができる」と続けた。

 シャフィーイー局長は調査に問題があった場合には医科大学に依頼してDNA検査を実施するとした上で、「市民権の付与と法律の施行には細心の注意を払う必要があり、それぞれの郡知事には運用上の注意と法律についてよく確認するように依頼する」と述べた。

 同氏は、「1ヶ月後までに作業環境を整え、各郡における業務の実施とともにケルマーン州での予約を開始し、この過程の中で身分証が発行される」と説明した。

 シャフィーイー局長は外国籍男性と結婚したイラン人女性との間に生まれた子どもに対する市民権の付与はケルマーン州全土で一律に実施され、都市ごとに実施するかどうかの差が生じることはないと述べ、「イランの身分証が交付されるのは、両親の婚姻関係が登録され、旅券、住居、世帯番号を有している人で、不法滞在者はこの制度に含まれない」と語った。その上で、「対象者は市民権と身分証を取得するために申請を行う必要がある」と説明した。


◆ケルマーン州にアフガニスタン領事館

 シャフィーイー局長は会見で別の話題について語る中で、ケルマーン州は異なる部門間の調整が実施される好例であると指摘し、「我々は早急にケルマーン州にアフガニスタン領事館が開設され、多くの移民に関する諸問題が解決することを期待している」と述べた。

 同氏は、必要な指導を提供するための家庭医は、できるだけ早く外国人市民・移民局で業務にあたる予定だとして、「州内いずれの学校においても移民の生徒の受け入れを拒否することはできない。これらの人々は偉大な最高指導者の命令の対象であり、[移民の生徒の]学校への入学を禁じる[制度は]存在しない」と表明した。/ISNA(イラン学生通信)

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(翻訳者:KMMK)
(記事ID:49678)