イランに対する国際原子力機関の主張へのサウジアラビアの反応
2020年06月19日付 Hamshahri 紙


 国際原子力機関[以下IAEA]のサウジアラビア代表ハリド・ビン・スルタン大使は、IAEAのイランに対する主張を支持した。

 ファールス通信によれば、サウジは、イランの核関連活動や核関連施設への査察を増やすためのIAEAの取り組みを支持すると発表した。

 IAEAサウジアラビア代表を兼任する、駐オーストリア・サウジアラビア大使のハリド・ビン・スルタン氏は、イランに対するIAEAの最近の主張を支持した。

 ハリド王子の発言は、主にイランの核開発計画に焦点を当てたIAEAのオンライン理事会中に行われた。

 彼はその発言の中で、イランの核開発計画の目的と、それにより達成しようとしていることを明確にすべきと主張した。

 今回のIAEAの定例理事会[通常年に4回開催される]は、ビデオ会議で月曜日[西暦2020年6月15日]に始まり、6月19日金曜日(イラン暦3月30日)まで開催される。

 IAEAイラン常任代表を兼任するカーゼム・ガリーバーバーディー駐奥イラン大使もまた、木曜日にビデオ会議で開催された理事会において発言した。この理事会は、イランの「NPTに基づく保障措置協定」についての事務局長の報告を検討するものだったが、彼はそこでIAEAが関わる二つの要求を信頼できない断定的な情報に基づくものだとみなし、こう説明した。「イランは、敵国の要求を受けて自国の領域をIAEAに開示することはない。」

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( 翻訳者:KS )
( 記事ID:49685 )