トルコの大学新学期は10月1日以後に―高等教育機構指示
2020年08月13日付 Cumhuriyet紙

高等教育機構は、「近頃、高等教育機構に対し、学生や保護者から大学の始業時期について頻繁に質問が寄せられ、情報が求められている。広く情報を共有するため、発表を行う」とし、通常の年であれば9月の大学の始業が、10月1日以後に延期されることを発表した。

発表は次の通り。

「高等教育機構は、新コロナ・ウイルス感染の世界的流行に関し、当初より注意深くフォローしてきた。感染が高等教育に影響を及ぼしはじめた3月以来、必要な対応をとり、迅速かつダイナミックなプロセスを遂行してきた。しかし、世界中で2千万以上が感染し、70万以上の人が亡くなっているいるこの世界的感染は、高等教育に影響を与え続けており、長期的な対応が必要となっている。

2020年~21年の教育年について、世界中で多くの議論がされている。堅固な高等教育制度をもっている国においてさえ、この件について、意見は一致していない。一部の国では2020年~21年の教育年を、完全にデジタル化し遠隔で行うことを発表しているが、ハイブリッドを行うとしたり、対面とオンラインをハイブリッドにする、遠隔と独自教育を学部ごと、プログラムごとにするなどと発表している国も少なくない。

ご存知のように、我々高等教育機構としても、先日、世界の例に倣い「世界的感染におけるニュー・ノーマルガイド」を発表し、このガイドにおいて「遠隔教育、プロジェクト型教育、達成指標・評価指標、外国人留学生、会議・セミナー、学生交流」の各章で、枠組みとなる決定や提案を示した。このガイドに示したように、感染拡大期間中には、感染の地域的な推移により、大学ごとに異なる対応をとることを認める。

我が国には、4万5千近い教育プログラムがあり、それぞれの達成目標ごとにカリキュラムがことなっている。例えば、文学、社会学、デザインのプログラムと、保育や伝統工芸、あるいは、医学や歯科学、航空学のプログラムでは、教育プロセスは、互いに異なっている。感染の広がっている期間においては、このプログラムのためにとられる対策も、地域ごとに異なってくる。

現時点では、わが国の大学の教育年の学事暦を、2020年10月1日以後に始まる形で計画するように求めている。同時に、「キャンパスの学生数を減らし、その動きを少なくすること」も重要であり、このために大学に対し、決定までのプロセスで広い権限を与えている。これにより、我が国の大学が、学部やプログラムごとに、異なる方法を取ることを容認した。

感染の地域ごとの推移により異なるプログラムごとの方策に関しては、大学の関連組織が決定を下すことになる。

先日、感染に関連して行った制度改編で、オンライン教育の実施に関し大学に広範な権限を与えた。各大学のコロナウイルス委員会や関連委員会や組織の命令により、学生や教員、職員の健康に留意しつつ、広い範囲で計画作成が可能となっている。もちろんそのプロセスは、保健省などその他の関連各省の対応指針に従って行われる。

高等教育機構としては、この問題に対し、当初より、「迅速な対応、力強いコーディネーション、柔軟な決定、組織的な多様性を活用」と要約できる手法で対応してきている。家族から我々に預けらた愛する学生たちをはじめ、すべての教職員の健康が、この決定にあたって最も重視した点である。

以上、敬意をこめて、お知らせする。」

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(翻訳者:トルコ語メディア翻訳班)
(記事ID:49733)