トルコ、イスラエル・UAE国交樹立に反発、UAEと断交も?
2020年08月15日付 Cumhuriyet 紙


AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は聖アリー・モスクでの金曜礼拝後に記者らに行った会見でパレスチナ問題に言及し、「トルコの外相に指示を出した。UAEの行いによって外交関係を断つ、大使を引き上げるといった段階になりうる。我々はパレスチナの人々に寄り添っている。パレスチナを守ってきたし、今後も守っていく。」と述べた。

AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は聖アリー・モスクでの金曜礼拝の後、記者らに最近の話題について評価を行った。エルドアン大統領は東地中海地域で発生している緊張について発表を行い、以下のように話した。

◼︎「調査船オルチュ・レイスについての活動を続ける」

「もしこれが続いていくのなら、彼らはその返答を同等のものをもって受ける。これらに反対せずにいることはできない。地中海地域では特に距離に関して、最も広い距離を持つ国が我々だ。他国は同地域で距離さえない。今月の23日までここで(調査船)オルチュ・レイスの活動を続けていく。

◼︎「メルケル首相と話し合った」

敬愛なるメルケル首相とこれらについて13日に話し合った。彼女は我々に、この問題を融和させて、より保護者的な理解のなかでプロセスを発展させましょうと話した。我々は合意した。同じことをミシェル氏とも話し合った。ミチョタキス首相とも話し合いを行った。ミチョタキス首相も我々に話したことに集中することを願う。

◼︎「時がくれば必要なことはなんでも行う」

彼らは同胞の墓を銃器で一掃した。これらは全く前向きな信号ではない。我々は我らの同胞の生死をただ見捨てない。時がくれば必要なことはなんであっても行う。

このことについて私にはエジプトを理解するのが難しい。エジプトは一方的に諜報組織を通して、我が国の諜報組織に違うことを伝えている。ここに誤解があると話している。トルコの諜報組織は彼らの諜報組織と会合を続けている。このプロセスの中でサウジアラビアからも誤ったあゆみが進められている。トルコ外相にも14日話した。早急に話し相手と話し合いが、必要な段階に進むことを祈る。」

◼︎大使を引きあげさせる可能性もある

エルドアン大統領はパレスチナに対する抑圧に関しても話し、UAEとの外交関係が中断されうると話した。エルドアン大統領は以下のように話した。

「もう一つ話題がある。イスラエルだ。パレスチナに対するあゆみは度を超えている。トルコ外相に指示を出した。UAEの行いによって外交関係を断つ、大使を引きあげさせるといった段階になりうる。我々はパレスチナの人々に寄り添っているからだ。パレスチナを守ってきたし、今後も守っていく。」

◼︎為替レートの言及

エルドアン大統領は為替レートについて行った評価では「我々は今週中にも経済委員会を集めて評価を行う。これ以前にも彼らは同じ行いを外から行ったし、行い続けている。しかしトルコは力強く、注意深く振る舞っている。」と述べた。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:49738 )