シオニスト政権からヒズボッラーへのメッセージ 「戦闘は望んでいない」
2020年08月02日付 Jam-e Jam 紙


 過去数週間、シオニスト政権[イスラエル]はレバノン国境での活動に激しさを加え、レバノン政府と同国国民を軍事攻撃で威嚇していた一方で、シオニスト政権軍の情報筋は今日(西暦2020年8月2日日曜日)、退却を明らかにし、当政権は目下、レバノンのヒズボッラーとの戦闘を望んではいないと発表した。

【ジャーメ・ジャム電子版】イスラーム共和国通信(IRNA)によると、アルジャジーラが名前を明らかにしていないこの情報筋は同時に、同政権当局の主張を繰り返し、我々の優先事項はシリアでのイランの軍事的プレゼンスを阻止することだと述べた。

 彼はまたカタールのアルジャジーラに対し、我々の目的はヒズボッラーやレバノンに打撃を加えることではなく、それらに先制攻撃を行うつもりもないと述べた。

 彼はレバノン国境への進軍は必要に迫られたものであるとし、この状況は必要である限り続くと主張した。

 またこの軍の情報筋の主張によれば、彼らはヒズボッラーによるあらゆる攻撃に力で対応し、レバノン政府とヒズボッラーの協力関係は彼らがこの国のインフラに攻撃を加える原因となるという。

 以前、域内の一部メディアはシオニスト側のメディアの報道を引用し、テルアビブは国連を介してヒズボッラーにメッセージを送り、テルアビブが彼らを攻撃することはないと保証したと書いていた。

 先週にはまたレバノンの複数のメディアが、フランスのル・ドリアン外相はレバノンを訪れて同国のハッサーン・ディヤーブ首相[8月2日当時]と会談し、同国のヒズボッラーに対しメッセージを伝えたと記していた。

 レバノンのヒズボッラーは、今のところこの状況の変化に反応を示していない。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:OK )
( 記事ID:49775 )