酷暑、アダナ48度、マルマリス44度
2020年08月29日付 Milliyet紙


トルコでは多くの県が酷暑の影響を受けている。行楽地のビーチやプールサイドは涼みたい人々で溢れかえる一方、通りは暑さのために空だった。

■マルマリスで44度を記録

大通りに設置された電子温度計が44度を示す暑さ。郡の中心部では高い湿度も相まって、市民は大いにうんざりした。海水温も23度を記録したマルマリスでは、ビーチのほかホテルのプールサイドが人で埋め尽くされた。通りが閑散とする一方、涼みたい人々が海から出なかった。家族連れは、子供と一緒にドッジボールに興じ、泳ぎを競っていた。楽しみたい人々が行き着く先は、ウォータースポーツの場であった。ホテルのプールサイドでも、ビーチを求めない人々の混雑の場となった。

私立病院と診療所では、2名の高齢者観光客と行楽客1名を含む計3名の日射病患者が診療を訴え、その後に病院を後にした。県の保健局関係者は、高齢者や健康に問題のある市民は11時から17時の間は外出を控えるよう警告した。また、県の気象局関係者は湿度の上昇に伴ってうだるような暑さが続くと述べている。

44度を記録した温度計の写真を撮った実業家のムスタファ・フィダンさん(42)は「ご覧の通り、私たちも外に出ることができません。高温に多湿も加わって耐えられなくなりました」と語る。また、休暇で町へ来たデミル・ジャンタンさん(23)は「温度計の写真を撮って、SNSで共有します。とても暑いので涼むために家族総出で海へ行こうと思います」と述べた。

■シャンルウルファでは砂漠の気温に

トルコ一暑い県の筆頭であるシャンルウルファでは、酷暑が生活に悪影響を及ぼしている。気象総局は週末、シャンルウルファを含む75県に猛暑警報を出した。黄色コードの警告では暑さが8度上昇するということで、11時から16時の間に注意を促した。日中、気温が47度を超えると市民は木陰に飛び込んだ。砂漠並みの暑さに、木陰で昼寝をして時間を過ごす市民もいた。暑さに辟易した子供たちも涼むためにあらゆる方法を試した。
市内の体育・スポーツ教育学部に入学準備している学生たちは、猛暑のためにスポーツ活動を停止したという。

■48度を記録したアダナ、どの道も人疎ら

バスラ低気圧の影響で国全体の気温が季節の平均値を超えたと見られる中、アダナでは41度を記録した。直射日光下の温度計は48度を示した。猛暑の影響を受け、多くの市民が高原や海へと赴いた一方で、家から出ないことを選んだ者が大半である。アダナ市内で最も賑わう通りのひとつであるズィヤパシャ通りやアタテュルク通りでは車の交通量と歩行者の数が減って、辺りはゴーストタウンと化した。外出を余儀なくされた市民たちも、公園や庭園で休憩するなどして暑さ対策に努めた。

■暑さとは別ものだ

久々にこのような暑さを経験したと述べるドゥイグ・ユルマズさんは、次のように話した。

「これは暑さとは別物です。私たちはほとんど燃えています、焦げています。先週、コザン郡で発生した森林火災もこの暑さの影響を助長した可能性があります。」

暑さから身を守るために多量の水を飲むと語るカルデレン・カンタルジュさん(18)もこう述べる。

「エアコンもこの天候だと意味がありません。私自身、身を守るために外出せず、冷たい飲み物を飲むように心がけています。」

退職者のテイフィキ・オネルさん(53)も重要な用事のために外出を余儀なくされたという。「10分の道のりを1時間かけて歩きました。疲れたら公園で一休みしました。湿度が高くて。」

アタテュルク公園で見られるハトも、あまりの暑さに観賞用池に入った。池では何十羽ものハトが集う場面が注目を引いた。

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(翻訳者:木内唯理)
(記事ID:49812)