パレスチナ:ガザ地区におけるイスラエルの拡大と封鎖に対し、ハマースが警告
2020年08月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ハマースはイスラエルのガザでの拡大の継続と封鎖の強化に対し警告

【ガザ:アナトリア通信】

イスラーム抵抗運動「ハマース」は月曜日、イスラエルに対し、ガザ地区における軍事的拡大の継続と、同地区に14年間課せられてきた封鎖措置の強化について警告した。

ハマースの報道官であるファウズィー・バルフーム氏は声明の中で、「ガザ地区におけるイスラエルの拡大の継続や封鎖の強化は我々の人民に対する継続的な敵対行為であり、イスラエルによる占領は、それに由来する結果や影響のすべてを負うものである」と話した。

同氏は「封鎖措置の強化や居住地への燃料、商品、生活必需品の搬入を妨げることは人道に対する罪であり、この政策は住民の決意と抵抗に影響を及ぼすことはないだろう」と続けた。

同氏は人権組織や国際社会に対し、「ガザへの侵攻を抑制し、ガザの封鎖を止めるよう働きかける」ことを要求した。

さらにパレスチナ自治政府に対し、「封鎖されたガザの住民に対して責任を負い、彼らを支援し、彼らの団結を強化するよう努める」ことを求めた。

月曜未明、複数のイスラエル機が焼夷弾の発射に対抗し、イスラエルが「ハマース」に属していると主張する複数拠点に対する攻撃を開始した。

占領政府は日曜日、食料品および医療品を除く、ケレムシャロム越境所(南部)を通したガザ地区への商品の搬入を禁止することを決定した。

イスラエル政府は約二週間前から、ガザ地区への唯一の商業的な通用口だとみなされるこの越境所を通した建築資材と燃料の搬入を禁止しており、漁師に対しても海を閉鎖していた。

(後略)

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( 翻訳者:ヘス木有那 )
( 記事ID:49816 )