クウェート:スペインがシリアの「ビジネスマン」をクウェートに引き渡すことを拒否(2)
2020年09月01日付 その他 - Bilady News.com 紙


■スペインがシリアの「ビジネスマン」をクウェートに引き渡すことを拒否

【ビラーディー・ニュース:ファリーク・イウダード】

クウェートはこれまでに、サバーフ家に属するシャイフ3名、元大臣2名、4人の元および現職の副大臣4名を含む複数の人物の国外渡航を禁止しており、同国によって「あいまいな状況における逃亡者」と表現された人物らの名前を公表した。またこの中にはフランス国籍を持つシリアの「ビジネスマン」が含まれた。

シリア人・フランス人の「ビジネスマン」であるバッシャール・キーワーン氏は昨年5月、「サラワーク・レポート」による状況調査インタビューの中で、資金洗浄を目的として複数のクウェート当局者と協力することを拒否するにあたり、自身が資金を支払っていることを明らかにした。

「印刷・広報のためのアル=ワスィート・インターナショナル・グループ」およびこれに属する複数の子会社の出資者・創業者・代表取締役であるキーワーン氏は「アル=ワスィート・インターナショナル・グループ」の代表取締役であるマジド・バフジャト・スライマーン氏とビジネスパートナーの関係にある。

キーワーン氏が明らかにした内容によれば、問題になっている論争はクウェートのシャイフ・ジャービル・ムバーラク・アル=ハマド・アッ=サバーフ元首相が「ジョー・ラウ」と呼ばれる中国人男性を支援することを承認した際に生じたものである。この支援とは中国の政府系企業である「CCCC」によってもたらされた数十億ドルにおよぶ賄賂のロンダリングに関するものであり、クウェート元首相は、この資金がマレーシアのナジーブ・アブドゥッラッザーク前首相に対する「手数料」であると認識していたという。

(後略)

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49823 )