盗掘で教会、崩壊の危機―カイセリ
2020年09月06日付 Hurriyet紙


カイセリ県イェシルヒサル郡にあるアギオス・エウスタシオス(エフスタシオス)教会が、度重なる盗掘により崩壊の危機にある。地域住民らは崩壊寸前の教会の修復を望んでいた。

歴史上、数多くの文明の中心地となり、歴史研究者からは野外博物館とも称されるカイセリ県では、ギリシャ人やアルメニア人によって建造された複数の教会が崩壊の危機にさらされており、そのうちのいくつかでは盗掘による被害も続いている。盗掘者が幾度も掘り返したために崩壊する危険のある教会の1つは、イェシルヒサル郡中心部から15キロ離れたキュゼリョズ地区にあるアギオス・エウスタシオス(エフスタシオス)教会である。同教会は、壁面と天井部分のフレスコ画のほぼすべてが盗掘者により剥がされ、床部分には深い穴が開いており、崩壊の危機に直面している。

近隣住民は、カッパドキアに至る主要な入り口の1つであり、ソアンル遺跡にも近いギュゼリョズ地区を文化街道に含め、観光資源に取り入れることを期待していた。

この件に関して地元のユクセッキ・アクタシュ区長は、「昨年、カイセリ県のシェフムス・ギュナイドゥン知事とその代表団一行が、かつては聖ゲオルギウスも住んだこの地域を調査し、修復を約束してくれたが、コロナウイルスの影響により修復できずにいる。可能なかぎりこの地域を保護し、整備するよう努めている。一刻も早く当局が建物の修復にあたってくれることが我々の最大の願いだ」と語った。

県の文化観光局関係者は、イェシルヒサル郡にあるすべての歴史遺跡のリスト作成調査が実施されており、アギオス・エウスタシオス(エフスタシオス)教会もできるだけ早く修復され、観光資源に取り入れられるだろうと明らかにした。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:49841)