セルチュク教育相、2+5教育制度を説明
2020年09月16日付 Milliyet紙


最新の報道によれば、国民教育省大臣ズィヤ・セルチュク氏は、各学校において週に2日行われる予定の対面授業に関して、「基本的に月曜日と火曜日にはクラスの半分は来てほしいと思っています。これは「赤、緑もしくは青グループ」とすればよいでしょう。第二のグループもまた「青」のグループとして木曜日と金曜日に来て下さい。水曜日と週末はちょっと間隔を空けることにしましょう。」と語った。

セルチュク大臣は、Aニューステレビの生放送番組『祖国の問題のプログラム』で最新のトピックに関して諸発表を行い、質問に対し返答をした。

セルチュク大臣は、就学前もしくは小学校の第一学年のクラスに通う児童の保護者の立場なら子供を学校に送るのかどうかと尋ねられ、これは家族の問題であると同時に社会的そしてグローバルな問題であると指摘して、この種の決定はデータに基づいて常に行うと述べた。

保護者がこの問題で不安を感じることは全く自然なことであると語り、必要な条件が確保され、リスクが最低にまで引き下げられ、統制が取れたレベルを保てるという観点から、各学校で対面授業を行うのは、就学前もしくは小学校第一学年で、二日間のみに制限される形で決定が下されたと強調した。

セルチュク大臣は、科学機構会議の後に保健相大臣ファフレッティン・コジャ氏が各学校における教育を「2+5日」として定式化したということが指摘されたのを受けて、科学機構の諸提案を非常に重視し、審議して決定を下したと語った。

この決定の理由に触れたセルチュク大臣は、「二日学校に通ったとしても五日間学校へと行くことが出来ない場合には、その5日間は、家族、周囲、通学サービスの運転手、先生の間で症状が出たか出ないかという局面にも関わるものである。そのために現在では、「2+5日」であるが条件が変われば、勿論のこと日数も変わる。」という表現を用いた。

誰も強制させたくはなく、これはただ学業上の決定なのではなく心理学的、社会学的な決定であると述べ、この意味で各データの信頼性を確立することの重要性も強調した。


■『私たちの学校は万人に開かれた場所の中で最も信頼できる場所の一つだ』

セルチュク大臣は、各学校での諸対策に関するデータが伝えられ、公立学校のうち約6万人の小学校の第一学年教員が保護者会を催したと述べ、ヨーロッパ諸国のほぼ全てに近い全てのクラスがフルタイムで開校されたということに注意を引いた。

「私たちの学校は万人に開かれた場所の中で最も信頼できる場所の一つだ。なぜなら常に統制下にあり、消毒の作業をおこない、それをフォローしているからだ。」と述べ、コントロールが行われた形で各学校を開くという決定も衛生の専門家に相談を行いながらおこなったと語った。

■「月曜日-火曜日にはクラスの半分が来てくれることを望みます」

セルチュク大臣は、「対面教育では二日間はどの曜日になるのでしょうか?トルコ全体で同じ曜日であるとして考えているのでしょうか、もしくはこれは県毎または学校長たちに委ねられるのでしょうか?」という質問を受けて、「基本的に月曜日と火曜日にはクラスの半分は来てほしいと思っています。これは「赤、緑もしくは青グループ」とでもすればよいでしょう。第二のグループもまた「青」のグループとして木曜日と金曜日に来て下さい。水曜日と週末はちょっと休むことにしましょう。なぜ二つに分けてしまうのかと言えば、分けなければソーシャルディスタンスを担保することができないからです。」と述べた。

同大臣は、二列のうち一列に一人の子供たちが座るという形でエチケットを張ったと述べ、このやり方によって教室でソーシャルディスタンスを容易に保つことが出来ると述べた。

セルチュク大臣は、子供を学校に送りたくない両親たちを考慮すると、クラスの数は減る事になるということに注意を引き、「私たちが各教室で行った準備については確信を持っています。教師の能力・経験についてはこれ以上ないほどに信頼しています。」と語った。

子供たちを学校へと送る際に保護者方によってサインされる「保護者誓約書」に関する質問に対して、セルチュク大臣は、このことが一部の場所で悪い形で解釈され、誓約書が決して保護者にとって「ことの責任はあなたにある」という意味にはならないと語った。

同大臣は、この書類は保護者へ情報が伝えられたことに関する承認書であると表現した。

■HESコードを追尾しては感染の情報が瞬時に送られるシステム構築

国民教育省大臣セルチュク氏は以下のように続けた。

「HESコード(感染症対策用コード)を追跡する事によって、いかなる陽性症状が現れようと、全ての保護者、教師、送迎サービス運転手たちに申し上げます。実際のところ瞬時に私たちはこの情報を得ています。私たちはこのようなシステムを作り上げました、本日全てが完成されました。初めて公表いたします。これは国民教育省と保健省の合同の事業なのです。全保護者をフォローしているということにおきまして、もしある家族で陽性症状が出た場合には、その子供が在籍するクラスでは教師と子供に関しては対策を講じます。つまりはそのクラスを遠隔教育へ導きます。 子供たちに関する情報を手に入れた場合には特別な部屋へと隔離をします。母親と父親に、保健機関に連絡をします。必要な手順があるので、それが適用されるのです。」

同大臣は、子供を学校に送り届けたくない保護者のために遠隔授業の選択肢を継続し、登校を希望する保護者は上述の「誓約書」にサインすることになると述べ、本年度、子供を就学前教育に通わせることが判断できかねている保護者の質問について問われた際に、次のように述べた。

「私の提案は勿論のこと学校に送ることです。なぜならば、その年齢は非常に重要な年齢だからです。私たちが「受容の年齢」と呼ぶ年齢なのです。そのために子供たちが逃してしまうものを最小限にしなければなりません。つまり教育では対面が必要なのです。一年間は待つことが出来ますが、でも送ることを推奨します。子供達が就学前に基本的なこと学べないと一年生で困難を来しましょう。だから推奨します。」

セルチュク大臣は、「第一学年の生徒たちにとって二日間は十分なのでしょうか?」という質問に対して、この日数が十分ではないが、残りの日々について保護者と生徒たちに支援をおこなうと語った。

初めて学校の環境に入る事になった小学校の第一学年の生徒たちが、教師及び学校と結びつきを持つことの重要性を指摘した大臣は、子供たちが全く学校にこなくなればこの結びつきができなくなってしまうと強調した。

セルチュク大臣は「二日間であったとしても、感情的結びつき、社会化、学校環境を認識するという目標があります。つまりは私たちの目標は、その二日間で、ただ学業上のことだけではありません。実際のところ、私たちの目標は、更に多くの子供を環境に慣れさせ、適応のプロセスの速度を速め、教師と知り合わせることです。私たちの真の目標はこれです。なぜならば子供達は初めて会うからです。初めて目にし、全く会ったことのない人物と画面を通じて繋がりを持つことは大変に難しいことです。このため小学校第一学年は非常に重要です。昨年、小学校第一学年で3月(注:トルコの授業期は9月から翌年6月)まで学校に参加したもののその後に学校に通えなかった子供たちでさえもすぐに始めたいと思います。彼らもまた途中のままになってしまっているからです。」と話した。

セルチュク大臣は、授業の不足分についてもシラバス上、EBA-TVのようなチャンネルを通じて子供たちと共有し補完することになるだろうと表現した。


■「その他の学年に関して何週間か後に再評価が行われる予定」

セルチュク大臣は、対面教育が他学年でいつ実施するのかという質問には以下のように答えた。

「その他の学年に関しては何週間か後に再び評価が行われる予定です。特に決った予定表はないですし、ありえません。なぜならば感染者数の推移は私には分からないからです。科学機構が一ヵ月以内に何を言うのかも分かりません。彼らもことの推移を追っていますが、彼らも現在の所、先のことは分からないのです。このことが分からない状態で「このようになるだろう」というのは全く正しくありません。私たちは大きな責任を担っていますし、この責任下で非常に注意深く決定をとらなければなりません。私たちの目的は、願いは全学校を開くことなのです。」

セルチュク大臣は、その他の学年に関して段階的なものか分散型モデルを考えているのかという問いに対しては現在のところ既述のように考えていると述べた。県の保健委員会が教育に関し推奨があれば、これに配慮すると述べた。「すべての県で万事同じになるはず、と確言出来ません。私たちは状況を見ながら柔軟な評価を行わなければなりません。」という表現を用いた。

■「各学校で試験が行われれるかどうかを議論します」

入試の準備をする8年生と12年生の学生たちのため(注:トルコの学制は4年(小)+4年(中)+4年制(高))に関してシラバスが改訂されるのか否かに関する質問を受けてセルチュク大臣は、「今年、学生たちのシラバス終了をどう担保し、どう成績評価するのかという点から、各学校で試験が行われるのかどうかという問題を議論します。公式の発表を近く行います。小学校では試験はありません。中学校・高校については、つまり法律上試験を受ける資格のある全ての子供たちに関して、私たちは試験を各学校で実行します。」と語った。

セルチュク大臣は、この状況は遠隔教育が継続するとしても該当すると述べた。

授業の各試験がどのようなものになるのかという問いに対して、セルチュク大臣は、「予約制によって試験を実施しなければなりません。なぜならば全ての学生たちを同じ日に学校へ通うように呼び掛けることはできません。例えば第七学年の試験があれば、その日時は異なるかもしれません、 一部は朝、一部は午後となりえます。この問題に関しては各学校が調整をします。この問題に関する枠組みは準備できています。」と伝えた。

セルチュク大臣は、高校入試(LGS)の中で実行されるセンター試験は今教育年度も6月に行われるであろうと述べて、日程に関する決定は該当日の条件に基づいて下されることになると伝えた。

大臣は、学生たちが必要な条件を満たした場合には希望すれば授業中にマスクを外すことができると付け加えた。

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(翻訳者:堀谷加佳留)
(記事ID:49899)