エルドアン大統領、NATO事務局長と会見
2020年09月23日付 Hurriyet 紙


入手した最新の情報によれば、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、 NATOのジェンス・ストルテンベルグ事務局長と電話会談を行った。

情報庁の行なった発表によれば、両者の会談では東地中海問題の進展とともにトルコ・NATO関係が検討された。

エルドアン大統領は、会談の中でトルコが東地中海問題において緊張の緩和と対話を支持しており、単に言葉のみではなく行動をもって、明確かつ実質的に振る舞っていると明らかにした。

大統領は、ギリシャが緊張を高め挑発してくるにも関わらず、トルコが控えめで冷静な態度をとることで譲歩の姿勢を見せなかったと強調し、現時点での探索的会談の行く末が、ギリシャの態度を軟化させるために今後講ずる誠実な措置に直結していると述べた。

また、NATOのストルテンベルグ事務局長の東地中海問題における建設的な努力を歓迎していると述べ、トルコが東地中海問題におけるNATOの分離プロセスを当初から支持し、妥協点に到達したいと真に願っている、と語った。

大統領は、NATOでの分離プロセスにおいて、トルコとして合意に非常に近付いていると考えていると述べ、NATOの団結及びこれに関連してトルコとの団結が地域問題の解決において重要であると指摘した。

■トルコとギリシャは親愛なる同盟国である

ストルテンベルク事務局長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とテレビ会談の後、自身のツイッターアカウントで投稿を行った。

事務局長は、エルドアン大統領と東地中海における状況に関して好ましくない事件、事故の対策として、軍事的引き離しの方法に関するNATOの継続的な努力について意見交換したとし、「トルコとギリシャはともに親愛なる同盟国である。NATOは対話のためにプラットフォームを準備している」と述べた。

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( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:49927 )