レバノン:ミサイル倉庫をめぐるヒズブッラー・イスラエル間の論争(2)
2020年09月29日付 al-Mudun 紙


■ナスルッラー・ネタニヤフ間での議論・・・そしてISISへの回帰

【n.p.:本紙】

ナスルッラー書記長は返答の中で以下のように述べた。「ネタニヤフ首相は、ヒズブッラーがミサイルを保管する複数の住宅地が存在すると言って、レバノン民衆をヒズブッラーに向けて扇動しようとしている」。またネタニヤフ氏は、ベイルート港で発生した爆発と同様の爆発が、こうした(ミサイルの保管)地域でおそらく発生するであろうことを指摘した。

それを受けナスルッラー氏は、ヒズブッラーはイスラエル人たちの嘘を立証するため、当該の複数基地の写真を撮影することを、マスメディアに対して即座に許可する準備ができていると述べた。ナスルッラー氏は同時に、この短期間の中では、ヒズブッラーがこれらのミサイルを除去することは不可能であろうとする見解を示した。

同氏は、ネタニヤフ首相の立場がレバノン人らをヒズブッラーに対して扇動することを目的としていることを強調した。さらに同氏は、自身の党がミサイルを、ジュナーフにも、住宅地、あるいはガス会社の付近にも、さらにはベイルート港にも備蓄していないことを強調した。

(後略)

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:49968 )