アンカラ医師会会長、解任となったエディゼル医師に関しコメント
2020年10月12日付 Cumhuriyet 紙

アンカラ医師会会長アリ・カラコチは、SNS上で非難を浴びた投稿で話題になったアリ・エディゼル元副院長が職を解かれると共に審問期間中には医師活動が行えないと述べた。

エディゼル元副院長に対して自分たちも調査を始めたと述べたカラコチ会長は、「この調査の結果、私たちは彼を6カ月間につき医療行為停止にする権限をもっている。しかし、この決定について法的手段もありうる。私たちが今後下す処分は、保健省の承認も得る必要がある」と述べた。

■司法への道

「男性は二人の妻を娶りなさい」との発言とメンズィル教団との関係で名を広めたエディゼル氏が、ギュルハーネ教育研究病院の副院長職を解かれ、医師活動も休止とされた、と保健省は発表した。エディゼル氏の職場の籍も保健省の監査官の提言によりギュドゥル国立病院に異動となった。これまでの経緯について論評したアンカラ医師会のカラコチ会長は、「現在は医療行為停止には出来なかった。しかし、勤務していた職場から外され、役職を解かれた。待機中は医師活動が行えない」と述べた。

同会長は、アンカラ医師会もエディゼルについて調査を始めたと述べ、「私たちは戒告から6ヶ月の医療行為停止までの処分を下す権限を持っている。しかしこうした処分を我々が下すだけでは十分ではない。この決定について法的手段もありえる」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:50012 )