健康のため、美のため、オリーブ油
2020年10月19日付 Cumhuriyet紙

毎秋、私たちはアイワルックに向かい、オリーブの収穫を行っていた。オリーブ畑、樹齢400年の木々は、イスタンブル、アンカラから来る観光客を迎えている。冷圧搾法、石による圧搾、酸化物の配合、オリーブオイルの専門家、大変気に入っていた。ああパンデミック、ああパンデミック。あらゆる素晴らしいもの同様に収穫の祭りもパンデミックに引っかかった。ジュンダで日没に掲げられる杯、オリーブの兄弟であるブドウ飲料で食べる食事、全てノスタルジーである。諦めない者もいる。アシルターネ・オリーブオイル、ハサンとイブラヒムのイスティクバル兄弟である。

2014年に1千万ドルの投資によって作られたAプラスのオリーブオイル生産施設は、バルッケスィールのギョメチ郡にある。プログラムは、朝、庭で「限られた特別な収穫物の2回目の収穫をすること」と最短時間でのオリーブオイル搾りの記録に挑戦することである。夜に雨が強く降った。所有者を喜ばせるのか悲しませるのかはわからない。彼らは喜んだ。干ばつはオリーブを傷つけ、オリーブは果肉付けできず、幾分乾燥したからである。収穫前の雨は、オリーブを柔らかく、水分を含ませ、良い状態にした。

しかし、その泥の中で収穫や記録へ挑戦ができるのか。収穫後にオリーブはすぐに搾れば搾るほど、新鮮でおいしくなる。アシルターネ・リミテッドの昨年の記録 は、容器へ詰めるまでを含めて2時間47分であった。新鮮で質の高いオリーブオイルが、口の中に渋い味を残し、いくらかフルーティーで草のような香りであることは条件である。

オリーブオイルが光に当たるべきではないことは私たちも知っていた。しかし、これほどとは知らなかった。「もし18度以下で保存しなけれ ば、冷蔵庫に入れてください」とハサン・イスティクバルは述べた。凍らないのか。「凍らせればいい。その後は解ける。速やかに消費し、そのままで食する必要がある。」

■中国も市場に参入するだろう

「さらに、これほど良いものを薬の様に毎朝スプーン一杯飲むべきである。食べ物にかけるならば少量、調理後に少し生でかけるべきである。」とても高価で皆が食べられないのではないか。その際、彼はとてもまともなことを述べている。「カップ一杯のインスタントコーヒーに20リラを払うのはいいけれども、樹齢400年の木の特別な搾り、これほど手間をかけて作られた油が高いのか。」健康のため、美容のため、オリーブオイルは薬のようである。味はというと、苦ければ苦いほどいいということだ。色は重要ではない。

オリーブオイル市場のリーダー国はスペインである。価格はスペインが定める。最大輸出国はスペイン。トルコは、これほどオリーブの木があるにも関わらず、自国でも消費するため市場でリーダーになれない、ブランドとなれない。世界のたった4%がオリーブオイルを消費しているのを考えると、どれだけ自分達が特別な立場にあるのか。中国がオリーブの木を植えて、市場への参入と消費に備えている。手に入るうちに、消費しなさい。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:50056)