イスタンブルの水源湖、からっぽ!
2020年10月25日付 Cumhuriyet紙


イスタンブルへの水供給の大部分を担う、クルクラーレリ県ヴィゼ郡の巨大ダム湖のうち、カザンデレ・ダム湖とパブチデレ・ダム湖が干上がっている。カザンデレ・ダム湖の貯水率は3.97%、パブチデレ・ダム湖の貯水率は8.24%にまで低下した。

トラキヤ地方ウストゥランジャ山脈は近年で最も乾いた時期を過ごしている。この山脈からイスタンブルへ水を運ぶ最重要ダム湖のうち、クルクラーレリ県ヴィゼ郡アクスィジム地区付近にあるカザンデレ・ダム湖とパブチデレ・ダム湖が、極度の干ばつにより干上がってしまったのだ。

イスタンブル上下水道局(İSKİ)公式ウェブサイトによれば、2020年4月10日時点でカザンデレ・ダム湖の貯水率は36.65%、パブチデレ・ダム湖で23.47%だった。一方、今日のカザンデレ・ダム湖の貯水率は3.97%、パブチデレ・ダム湖では8.24%にまで低下した。パブチデレ・ダム湖は完全に干上がっており、「湖に入るのは命の危険がある」という注意書きさえ地面の上に残されている


■「雨が降らないとイスタンブルは困ったことに」

アクスィジム地区のスアト・アイドゥン区長は、幼い頃からこれまで、これほどの干ばつを見たことがないと話し、「雨が降らない。2019年から今まで雨が降っていない。ごく短い時間、雨が降ることはあってもダムが満たされない。もし雨が降らなければ住民が使う小川も渇き始め、それによりイスタンブルも不便を被るだろう。
このダムは1996年に建てられ、6年で満杯になるとされていたが、全能のアッラーの御業により6時間で満杯になり堤防も壊れた。大雨の時、このダム湖は6時間で満杯になる。にもかかわらず降雨がないため、イスタンブルは現在水不足だ。つまり水不足による問題がおきる。祈るべきだし、他にすべきことがない」と述べた。

İSKİのデータによれば、イスタンブルに水を供給する10個のダム湖の全体の貯水率は31.40%と発表された。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:50090)