イスラエル・ギリシャ・南キプロス、反トルコ声明
2020年10月29日付 Cumhuriyet 紙


ギリシャのニコス・デンディアス外相、イスラエルのガビ・アシュケナジ外相、そして南キプロスのニコス・フリストドゥリディス外相がアテネに集合した。会議後、外相らはトルコの攻撃的な態度を非難して、「我々は地域での協力について合意した」と述べた。

ギリシャのニコス・デンディアス外務大臣とイスラエルのガビ・アシュケナジ外相が、トルコの態度に対する「合理的な解決」を議論するサミットで集合した。会議の後、「トルコの攻撃的な態度に対する協力関係の発展において合意した」と声明が出された。

ギリシャメディアで報じられたニュースによると、デンディアス外相は、アシュケナジ外相ならびに南キプロスのニコス・フリストドゥリディス外相とアテネで会議を行った後、3国の協力を、「トルコ政府のこの地域における修正主義的傾向に対する解毒剤」として捉えていると話した。続けて、「この地域が19世紀の理解に戻ることはない。21世紀は共存共栄の理解に基づくべきだ。この3か国は新たな地理的理解に基づく、古い固定観念を超えた地図を新たに形作っていく」と述べた。

■「今までにない立場に上昇する」

デンディアス外相とアシュケナジ外相は、ギリシャとイスラエル間の防衛協力のさらなる強化について合意した。ギリシャの世論は、ギリシャが今後イスラエルにとってより優先的地位につくと予想している。
イスラエルの高位外交官は、国際法を尊重するべきだと強調し、3国の協力の目的が「安定と防衛協力ならびに地域の安全を維持するため」であることを主張した。

イスラエルの高位外交官は、国際法を尊重するべきだと強調し、3国の協力の目的が「安定と防衛協力ならびに地域の安全を維持するため」であることを主張した。

■「平和会議を始めるべき」

南キプロスのフリストドゥリディス外務大臣は、地域の衝突は責任をトルコに負わせ、「これはキプロスとギリシャだけでなく、シリア、リビア、そしてイラクでも見られることだ。島で平和会議を再び始める必要がある」と述べた。

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( 翻訳者:山下鈴奈 )
( 記事ID:50106 )