レバノン:ナスルッラー書記長は組閣とコロナをどう見るか?(1)
2020年10月30日付 al-Mudun 紙


■ナスルッラー書記長は政府形成に楽観的であるが、コロナ問題には悲観的

【ベイルート:本紙】

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、政治問題に深く関与することを望まなかった。同氏は一般的な形式によって政治問題に触れるにとどまり、きたる11月11日に「殉教者の日」が訪れるまで、同問題への関与を留保することを選択した。同日は、レバノン・イスラエル間国境画定交渉の第4回セッションの日付と一致する。おそらくこの偶然の一致は、政治問題およびその進捗に関し、同氏にコメントを行うよう促すことになる。

ナスルッラー書記長は、政府(形成)問題に関し、自らの政党の協力的立場を表明しつつ、政府の形成が迅速になされることを望んだ。また同氏は、「(政府の形成が)ミシェル・アウン大統領とサアド・ハリーリー首相、およびその他の議会ブロックの間の相互理解に依拠する」と述べた。

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:50124 )