フランスにおけるトルコ支持で逮捕者
2020年11月06日付 Hurriyet 紙


フランスのディジョン市で先週、アルメニア人のトルコ人に対する暴力行為に抗議するために計画されたデモ行進の後、3人が逮捕されたと報じられた。

BFMテレビの報道によると、ディジョン検察は10月29日にトルコ国旗と「アッラーは偉大なり」の呼びかけとともに行われたデモ行進後に、警察が本日3人を逮捕したことを公表した。

暴力行為への参加や無許可のデモを行ったことを理由に逮捕された人物がどの国の国民であるかは明かされなかった。

フランス南部のヴィエンヌ市では10月28日に、アルメニアを支持するデモを行った抗議者たちがA7自動車道を封鎖し、通勤途中のトルコ人を攻撃した結果発生した衝突で、トルコ人4人を含む5人が負傷した。

事件後、リヨンとディジョンに住むトルコ人はアルメニア人抗議者の暴力行為に対してデモを行い、警察はトルコ人に催涙ガスを用いて鎮圧し、参加者に罰金を科した。

一部のフランス当局や政治家たちはアルメニア人の暴力行為を批判せず、デモ行進を行ったトルコ人は国外追放されるべきだと主張している。

昨日、フランスで行われた閣議では、国内では法人格がない「灰色の狼」という運動が「憎悪と人種主義を助長し、重大な衝突の原因となっている」という理由で禁止された。

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( 翻訳者:香束結 )
( 記事ID:50145 )