トラキア大教員「みんな卒業しなくったっていい」発言、大問題に
2020年12月02日付 Milliyet紙


トラキア大学技術科学職業高等学校の教員のオゼル・オズチェリッキ氏が、オンライン授業の一環でカメラのオンが義務付けられたオンライン試験に関連して「ほとんどの人がパソコンを持っていない」と質問を投げかけた学生に対し、「みんなが大学を卒業する必要はない」と発言した映像がソーシャルメディアで問題となった。トラキア大学教務による説明では「学生との好意的な会話が、故意に『切り張りされる』ような形で、違法にソーシャルメディアによって拡散されたことや、ビデオの一部分を見てリンチ行為が始められたことに対して、遺憾に思っている」と伝えられた。

トラキア大学技術科学職業高等学校の教員のオゼル・オズチェリッキ氏が、コロナウイルス対策でオンライン授業を続けている中、オンライン試験に関する質問に答えた。学生たちは、カンニング防止の対策を目的としてカメラのオンが義務付けられたことに関して、オズチェリッキ氏に質問を投げかけた。オズチェリッキ氏は、オンライン試験に関連して「ほとんどの人がパソコンを持っていない」と話した学生に対し「最低限の準備はあなたがたの義務だ。パソコンがないだとか、インターネットがないだとか、これらはあなたがたの責任の問題だ。試験を受けるのと同じように、授業を受けることは義務ではない。電話を持っていな人はどうするのだろうか。我々は試験を行わないのか。みんなが電話を持つ必要があるだろうか。受けなくて良いよ、あなたたち。みんな卒業しなくったっていいんだから。」と答えた。
 
この模様の一部分がソーシャルメディアに投稿された。教員が学生に対して出した答えが大きな波紋を呼んだ。

■リンチ行為が始められたことに対して遺憾に思っている

トラキア大学教務課による説明では「学生との意味のある会話で、故意に『挿絵』のような形で、法の外でソーシャルメディアによって拡散されたことが明らかにされ、以下のような説明が行われた:

「我々の教員であるオゼル・オズチェリッキ氏は学生との好意的な会話で、故意に『切り張りされる』ような形で、違法にソーシャルメディアによって拡散されたことや、ビデオの一部分を見てリンチ行為が始められたことに対して、遺憾に思っている。4万5千人近い学生を擁する我々の大学で、2020-2021秋学期の中間試験がオンライン上で行われることと、試験の形式(オンライン、課題、プロジェクト、プレゼンテーションなど)が教職員の提案と関連する部署の委員会の合意で発表されている。試験の実施と評価付けの方法は授業を行う教職員の裁量で決まる。その他、オンライン教育を設備不足で受けられない全ての学生に対し、学生が居住する地域にある大学や県国民教育局によって無料で機会が提供されてきた。トラキア大学としてはこの難しい状況で、我々の教職員だけでなく学生の観点から、どのような場合でも、みなさん全員を守る方法で慎重に事を進めること、試験の妨害はいかなる形でも認めないこと、違法に許可なく行われた類似した拡散に対しては法に則って対処することをここに宣言する。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:岸本成美)
(記事ID:50263)