Ahmet Hakanコラム: 新年を家で祝うのは禁止で、ホテルで祝うのは自由
2020年12月21日付 Hurriyet 紙

当局者は家で大勢で新年を祝うのを望んではいない。

彼らは、これを「禁止」の範囲に入れている。
[違反すれば]罰則は何か。全く明らかでない。
禁止を破ったとどのように明らかになるのか。隣人が隣人を通報することによって、と思う。どこから見ようとも、味気ない施策である...。

しかし、人々の健康を考えると…。この味気なさを心の中でのみ込んで、全く非難できない。

私が非難するのは以下の矛盾に対してである。
家で新年を祝うことを禁止する一方、ホテルで祝うことは自由。

山のホテル、冬のホテル、エーゲ海のホテル、地中海のホテル…。
今から新年の予約で一杯でさえある。

この矛盾を批判すると、次のような反応を得ている。
瀕死の旅行業界に僅か一息をつく可能性をも、不適切とみなすのか。

まさにこの点でも私は軽い躊躇いを感じている。

要は、人生は、私たちが考えるよりずっと矛盾に満ちており複雑だ。

(中略)

■セヴァルさんを訪問する政治的意味

共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は、党の重要な人物を伴って民族主義者行動党の伝説のリーダーであるアルパルスラン・テュルケシの妻セヴァル・テュルケシを訪問した。

アレヴィー派の複数の団体は、マラシュの虐殺の日にこのような訪問を行ったため、クルチダルオールを厳しく批判した。

セヴァル・テュルケシとマラシュの虐殺をどのように関連付けたのか理解できない。

しかし、私が理解できたことが一つだけある。
それはこの訪問の政治的な意味である...。

全くない。この訪問の政治的な意味は全くない。

なぜなら、この訪問が原因で…、民族主義者行動党の僅か一票さえケマル・クルチダルオールの党に向かわないから。

(注)内務省は、21日(月)に81県の知事に向けて通達を発し、各県内のホテル、宿泊施設で新年を祝うプログラムを実施するのを認めない、と伝えた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:50354 )