レバノン:シリア人とレバノン人の衝突により難民キャンプが炎上(1)
2020年12月27日付 その他 - Watan Bd.com 紙


■シリア人とレバノン人の衝突により難民キャンプが炎上

【アフバール・ワタン】

本日土曜日の夜、多くの若者がレバノン北部ミニーヤ地区にあるシリア難民キャンプに放火を行った。

ある情報筋が明らかにしたところによると、レバノン人の若者複数と多くの難民らの間で個人的衝突が発生した結果、キャンプが完全に燃え尽きたという。

この火災によりガスボンベの爆発が発生し、それらの爆発音は地域中に響き渡った。さらにシリア人家族が暮らしていた100以上のテントが焼け落ちた。

状況の統制にあたるためレバノン国軍が配備されるなか、消防隊が即座に現場に向かった。

難民キャンプが燃え尽きたため、多くのシリア人家族がアッカール、ダニーヤ、タラーブルスといった近隣地域に避難した。

この事件ののち、市民らの手によって大きな連帯の波が生じた。彼らは家屋を確保し、同じく確保されたバスによって被災者らを運ぶ活動を開始した。

国家報道局(公式筋)は、「ミール家の人々とミニーヤで働くシリア人労働者複数名との間で衝突が発生した」と述べた。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50374 )