カタール:サウジ・カタール間の和解についてサウジ人説教師がコメント
2021年01月04日付 その他 - al-Durar al-Shamiya 紙


■サウジ・カタール間の和解に関しシリア在住のサウジ人説教師が激しいコメント

【ドゥラル・シャーミーヤ】

シリア在住のサウジ人説教師アブドゥッラー・ムハイスニー氏は月曜夜、3年以上にわたって継続していたサウジアラビア・カタール間の断交の後、両国間で成立した和解合意に関してコメントした。

ムハイスニー氏はTelegram上の自身アカウントのなかで以下のように述べた。「第一:ウンマを愛するすべてのムスリムたちは、ムスリム間の分裂を悲しみ、ムスリム間の和解を喜ぶものである。第二:ムスリム間の分裂は血縁の断絶につながる。また域内の分断はムスリムたちに対し西側に助けを求め、その胸中に飛び込み、その気を引くために何倍もの献上を行うよう仕向ける。和解は善であり慈悲なのである」。

同氏は以下のように続けた。「第三に:湾岸危機の結果、多くのムスリムたちが被害を受け、ウラマーや作家たちの(テロリスト)分類が行われた。またサルマーン・アウダ師やすべての観点において迅速な恩赦を受ける必要がある多くの人々を含む善人たちが逮捕された」。

「第四:湾岸危機を支持し、ムスリムを分断させ、問題を信条的あるいは部族的なものへと変えた作家やツイッタラーといった喧伝者らの立場は一体なんだろうか。今日、湾岸危機が政治的危機に他ならなかったことは誰の目にも明らかであり、実際ますますそのようになってきている」。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:50412 )