モスクワでロシア・アゼルバイジャン・アルメニア三者会談
2021年01月13日付 Milliyet 紙


最新のニュースによると、モスクワにおいて調印された合意の詳細が明らかとなっている。コメルサント紙は、トルコとアゼルバイジャンを直接に結ぶことになる新たな地図を今日新たな紙面に掲載した。

1.ナゴルノ・カラバフ戦争は44日間でアゼルバイジャンの歴史的な勝利と共に終了した。10月9日の停戦協定ののち、一週間以内にロシアの首都であるモスクワにおいて新たに調印がなされた。

2.1月11日にロシアのリーダーであるウラジミール・プーチン氏の招待によってアゼルバイジャン大統領ニコル・パシニャン氏が紛争が終結したのちに初めて一堂に会した。

3. プーチン氏は、客人たちを抱擁して出迎えた。アリイェフ氏とパシンヤン氏は握手をすることはしなかった。決定的な会合は約4時間に渡って続いた、その後にプーチン氏は客人たちと共に二者会談も行った。

4. パシンヤン氏が会合に遅れてしまったということを示しているビデオ記録はロシアのメディアに放送された。この間にプーチン氏がアリイェフ氏に対してアゼルバイジャンでは天気はどうかと尋ねたのが聞きとれた。プーチン氏が、「そこは寒いのか?」と尋ねるとアリイェフ氏は、「いや、普通だ。5-6℃だ」と言ったのが記録に残された。

5. サミットにおいてサインがなされた通達によれば、ナゴルノ・カラバフにおいて建設、経済関係そしてインフラプロジェクトの数々を進展させるための具体的な歩みを進めるために3ヵ国の政府首脳陣が議長を務めるワーキンググループが結成されている。

6. 通達を発表したロシア首脳プーチン氏は、「今日の会合は取り分け重要であり、そして利益があるのもだと考えています。なぜならば一帯における状況が進展するために話し合いを行って合同の合意に調印をすることが出来ました。」という表現が用いられた。

7. イルハム・アリイェフ氏はというと、「これら全ては、ウラジミール・プーチン氏が一時期語ったように、ナゴルノ・カラバフの問題が過去に残ったということと私たちが将来について考え続ける必要があるということを示している。」と語った。

8.アリイェフ氏はまた、アゼルバイジャンがトルコそしてイランの国境にあるナヒチェヴァン自治共和国においてはじめて鉄道の接続を担うことになるだろうと語った。
9.アリイェフ氏が言及をした結びつきを示した地図は、今日ロシアメディアに掲載された。
コメルサント紙は、アゼルバイジャンとアルメニア間に建築される予定の道路そして鉄道プロジェクトを示す地図を紙面に掲載した。

10.地図は、アゼルバイジャンとトルコ間に設けられることになる繋がりをはっきりと提示している。新しいプロジェクトにはまた、アルメニアとロシアの結びつきも存在している。

11. このようにして、ソ連の崩壊と共に閉鎖された陸路がほぼ30年後に新たに蘇らせることが目標とされている。

12.モスクワにおける新たな合意がプロテストに直面したアルメニア側ではというと今日新たな進捗があった。地元メディアは12月24日に行われる会合に関しての詳細を掲載した。

13.これによれば、アルメン・サルキシャン大統領そして大統領ニコル・パシンヤン氏の間で行われた会合は30分間続いた、そしてサルキシャン政府の辞任を求めた。

14.地元メディアはまた、コロナウイルスに感染したサルキシャン大統領が病院に搬送されたということ、高熱とともに肺に問題が検出されたということを伝えている。

15.ナゴルノ・カラバフに居住した1960年にロシアの和平軍の幾つかによって守られたダディバンク教会が再び話題となっている。司祭たちは、FBのアカウントにおいて修道院がアゼルバイジャン軍によって包囲されたと記した。

16.問題となっている主張の数々は現実を反映してはおらず、またロシアの和平軍もまたいかなる発表も行わなかった。ダディバンク修道院は、アルメニアが11月9日合意にもとづき返還をしたケルベジェルに存在している。

17.
11月9日に調印された歴史的な合意によって、アゼルバイジャンは約30年間に渡ってアルメニア支配下にあった土地の大部分を公式に取り戻した。アーダム、ケルベジェルそしてラチュン周辺における占領者のアルメニア人たちは2020年12月1日までに撤退をした。アゼルバイジャンの兵士たちは一帯に配置された。

18.
合意とともにナゴルノ・カラバフにおける衝突ラインへ1960ロシア和平軍が配備された。アルメニアそしてハンケンディ間におけるラチュン回廊の警備もロシアによって担保されている。

19.トルコは合意によってロシアとともにナゴルノ・カラバフ国境において設立された停戦監視センターにて兵士らとともに駐留している。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:50475 )