「ハロー190宗教相談」にワクチン関連質問殺到
2021年01月17日付 Hurriyet紙


アンタルヤでは、市民が宗教知識を得るため電話をかける「ハロー190宗教相談」で、コロナウイルスに関する問い合わせが増加している。ここ数ヶ月で最も頻度の高い問い合わせは、「コロナウイルスを防いで、感染しないようにする祈りはあるか?」というものと、「ワクチン接種しないことに対する罪はあるか?」というものだった。ムフティ(宗教指導者)であるオスマン・アルタン導師は、「ためらい、ワクチン接種を拒否する人、あるいはワクチンを恐れている人は、周囲の人々や親族に感染させ、被害が出た場合、責任があることを知っておくべきである。国は必要な予防措置を講じている。イスラム教徒としての観点からは、我々はワクチンを受けるべきである、己のせいで他者に被害を与えないようにすべきである」と述べている。

市民の熱心な問い合わせに、より迅速に回答する目的で宗務庁が設置する「ハロー190宗教相談(通称:ハロー・フェトヴァ・ライン)」に、ここ数ヶ月、コロナウイルスに関する架電が増加している。アンタルヤ県ムフティ局には、説教者や宗教問題専門家が宗教関連の質問に応じる電話相談にかける人々から、「家から外に出ないため、配偶者とたびたび口論になる。『離婚だ!』と言ってしまったが同じ家にいることに問題はあるか?」、「夫が(外で)働いており、私にはまだ幼い赤ん坊がいる。夫が着替えずに帰宅するのでコロナウイルスが不安である。コロナウイルスを防いで、感染しないようにする祈りはあるか?」、「コロナウイルスを感染させてしまわないかという不安から父母を訪ねることができない。彼らを手助けできていないことに関して罪を受けるようなことがあるか?」、「私はコロナウイルスを信じずマスクも着用していない。それは宗教上の罪にあたるか?」等の興味深い問いが寄せられている。

アンタルヤ県のムフティであるオスマン・アルタン導師は、コロナウイルスへの最も効果的な対策方法は、マスクを着用すること、そして衛生状態とソーシャルディスタンスに注意することだと述べた。 オスマン・アルタン導師は、電話相談に寄せられる質問について、宗教的には家族が団結することが不可欠だと強調。アルタン導師は、自宅で過ごす時間が多く、喧嘩をしてしまう夫婦にはお互いを理解するよう呼びかけ、働く夫婦には帰宅後の衛生ルールを取り決めるよう提案した。

またアルタン導師は、年配の親族を訪ねる際には注意すべきと強調し、「父母など年配の親族を訪問する際には、対策をとりつつ孝行(やるべきこと)をするべきである。両親は我々にそうしてもらう権利があるということを意識すべきである。コロナウイルスを信じない人やマスクの非着用を主張する人もいる。しかしマスク、ソーシャルディスタンス、清潔保持がこの感染症をコントロールするのに重要となる。この質問をされた方々に対しては、対面することで感染する病気の罪深さを思い出してほしい。「コロナウイルスに感染しないための祈りはあるか?」という問いもあった。コロナウイルスを防いで、病気にかからないような祈りというのは論外で、どんなときでも病気やトラブルに対して祈ってよい」

アルタン導師は、最近の電話相談ではコロナウイルスのワクチン接種はしないことを考えている人や、ワクチンをためらっている人からの、「ワクチン非接種の罪はあるか?」という問い合わせが寄せられていると語った。宗教指導者であるオスマン・アルタン導師は、「ワクチンをためらい、ワクチン接種を拒否する人がワクチンをしないために、周囲の人々や親族に感染させ、被害が出た場合、責任があることを知っておくべきである。国は必要な予防措置を講じている。イスラム教徒としての観点からは、我々はワクチンを受けるべきである、己のせいで他者に被害を与えないようにすべきである」と述べている。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:50505)