コロナ禍からの正常化は、いつか?
2021年01月27日付 Milliyet紙

学校が2月15日に開校するのかという問いに対する最新の情報は、科学委員会の一員であるテヴフィク・オズリュ博士からもたらされた。オズリュ博士は「私はリスクや可能性について話しますが、裁決者ではありません。 裁決するのは国民教育相省です」として、コロナウイルスとの闘いにおける4つの脅威を次のように挙げた。 「大家族構造、つまり子供と祖父母の関係、大人数クラス、突然変異ウイルス、および症例数の増加です…」

オズリュ博士は、「県ごと、学校ごと」に見ていく必要があると述べ、NTVの生放送で次のように語った。

「まず初めに、私が医師であることを申し上げて、学校を開校することに伴うリスクについて説明したいと思います。しかし、これは学校を開校するな、開校を遅らせろ、という意味ではありません。 開校する危険性に言及することは私の責任であり、話さなければなりません。 私はそのリスクや可能性について話しますが、私は裁決者ではありません。裁決するのは国民教育相省です。

私がここで意見を言う際に、ブレーキをかけるとバランスが保てません。健康面のリスクは何かを述べます。行政はあらゆる側面から意見を聞き、決定を下すでしょう。

学校に関する世界の状況は、どの国でも同じではありません。いくつかのメリットが語られますが、それらは同じではありません。それぞれの学校や文化、そして生活の違いがあります。学校の開校は感染の蔓延に関係していないことが示されました。学校内で感染が発生しましたが、感染の拡大は報告されていません。学校から感染が広がった証拠はありません。

学校は、優先的に閉鎖すべきではなく、むしろ優先的に再開するべき場所であると言えます。
たとえばイスラエルでは、学校で深刻な感染リスクが高まっています。 私たちの場合はどうでしょうか?これを裏付けるようなデータはありません。しかし、私はこの問題に関する世界の取り組みを読みました。」

■大家族のリスク

私たちのリスクの1つは、大家族を構成していることです。学齢期の子どもたちは祖父母と絶えず接しています。大所帯の家族は、一緒に過ごしたり、互いの家を行き来したり、一緒に飲食したり時間を過ごしたりするものです。 ご存じのとおり、子供たちが感染リスクが低く、反対に高齢者は感染リスクが高い。この2世代の関係を考慮する必要があります。

すべての家族が同じではありません。核家族があり、帰省する家族があり、週に1、2回祖父に会いに来る家族がいます。すなわち、みんなが同じ状況ではありません。ことを一般化し、効果があるか否かを話すのは必ずしも正しくありません。このことに注意してほしいと思います。私たちのような社会では、子供が感染を広める可能性がやや高くなります。
10人や15人の生徒がいるクラスと、50人の生徒がいるクラスを同じように考えるべきではありません。これは感染の観点からも重要なことです。学校ベースおよび都市ベースで評価する必要があります。国の決定の代わりに、地域ベース、学校ベースで実行可能性を探ることもあり得るでしょう。」

■教師にワクチン優先接種の呼びかけ

この優先順位には彼らなりの理由があるのでしょう。しかし、教師が予防接種を受ければ、学校で感染リスクが無くなるとは言えません。教師にワクチンを接種したのだから、もう感染リスクは無いというような考えは間違っています。

■突然変異したウイルス

3番目の事項としてお話ししなければならないのは、ご存知のように、突然変異のウイルスです。世界中に広がっています。突然変異の症例はトルコでも確認されました。 突然変異したウイルスの特徴は、若年層と子どもたちに多くの患者が見られ、より重症化することです。したがって、未だはっきり知ることができない脅威が増加しているように見えます。
これら3つをまとめて、国民教育相省が決定を下します。

■感染は減少せず、感染速度は落ちていない

私は8月31日に(学校再開について)懸念を表明しました。残念ながらその後、再度の学校閉鎖という形で、この懸念が正しいものだったことが分かりました。

今の時期に(学校再開の)措置が取られるのなら、慎重に、段階的に、そして急がずに行われるよう望みます。なぜなら世界中で感染が止まっていないからです。それでは4番目についてもお話ししましょう。

私たちが学校を閉鎖した時点でのトルコの症例数は現在よりも少なかったのですが、その時点で、私たちは学校を閉鎖しました。トルコでの症例数は減少していません。 世界の症例数もはるかに多いものです。感染は減少せず、感染速度は落ちていません。
私は学校が開校するべきではないとは言いませんし、言えません。 私も生徒たちが恋しいです。できるだけ早く開校してほしいと思っています。」

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(翻訳者:原 明海)
(記事ID:50589)