カッパドキアの奇石の一部、崩壊の可能性
2021年01月31日付 Cumhuriyet紙


ネヴシェヒル・ギョレメ地区のオメル・エレン区長は、「奇石郡の一部に破損があるため倒壊や崩壊の恐れがあります。区にはこれに対応できる法的権利はなく、崩壊の危険があるものの一刻も早い補強が必要です」と述べた。

ネヴシェヒル中央郡ギョレメ地区にある奇石郡は、毎年何百万人もの観光客が訪れている。ギョレメ地区のオメル・エレン区長は、世界で唯一UNESCOの自然遺産および文化遺産の両リストに登録されているのはカッパドキアだけだと話した。

エレン区長は次のように述べた。「1985年までギョレメ地区の奇石郡は地元の人たちに住居、家畜小屋、藁置き場や食糧庫といった用途で使われていました。このエリアの保護には人間の呼吸でさえも非常に重要であるということは周知の事実です。1985年以降、奇石から人々が退去させられたため、これらの奇石は無保護の状態になりました。奇石の一部に破損があるため、倒壊や崩壊の恐れがあります。奇石で吹き飛ぶ危険があるものの一刻も早い除去や補強が必要です。区にはこれが出来る法的権利が全くありません。」

■「奇石の多くが崩壊した」

ギョレメ観光推進協同組合のムスタファ・ドゥルマズ組合長は、奇石郡が十分に保護されているとは言い難いとし、「奇石は消滅の危険にさらされています。30-40年の間、この保護区域内の奇石は一つも助けられることはありませんでした。多くの奇石が崩壊し、無くなりました。ギョレメ地区にある数十の奇石は修繕を待っています。奇石郡は無くなりつつあり、私達の文化・自然遺産は崩壊の危機に直面しています」と話した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:安井 悠)
(記事ID:50608)