国定遺産リストに歴史的な丘8件が登録
2021年01月13日付 Hamshahri 紙


 チャハールマハ―ル・バフティヤーリ―州文化遺産観光手工芸局歴史的建造物・遺構保存修復課のヴァヒード・ジューラーイー課長は、国定遺産リストに同州の古代遺構の丘(テッペ)8件が登録されたことを発表した。

【ハムシャフリー電子版】同文化遺産観光手工芸局によると、ヴァヒード・ジューラーイー課長は以下のように述べた。「わが国の歴史文化不動産遺産の登録に関わる国民議会の承認事項に基づき、チャハールマハール・バフティヤーリー州にあるジャーハルマン、ディーズダシュト、チョガーテ・トラ―ビー、チョガーテ・フーシャンギー、ゲズ・ガルエスィー、ナレ・フーニーク、チョガーテ・コウリー遺構の各丘は国定遺産への登録が認められた。」

 同氏は同州のもう一つの歴史的な丘、ガタール丘も、文化的・歴史的価値を有するものと認められたとして、「イラン国定遺産リストに登録された丘は、先史時代、鉄器時代、アルケサス朝時代、ササン朝時代、イスラーム時代に属している」と説明した。

 ジューラーイー課長はまた、「チャハールマハール・バフティヤーリーの地理的区域内の考古学研究は、文化的に異なる時代の多くの丘や遺構の発見に至っており、この中でも先史時代のものと特定された遺跡の数は注目すべきである」と指摘した。

 チャハールマハ―ル・バフティヤーリ―州文化遺産観光手工芸局歴史的建造物・遺構保存修復課のヴァヒード・ジューラーイー課長は、以下のように付け加えた。「これらの遺跡は、当州の地理的領域における人類の文化や文明に関する有益な情報を含み、当州における居住の定着と歴史を示すものである。国定遺産リストへの登録は、法的観点および保存の観点から遺跡を守るものとなるだろう。」

 国定遺産リストへのチャハールマハール・バフティヤーリー州の歴史的な丘8件の登録により、不動産遺産として登録された同州の遺産の総数は663件に増えた。

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( 翻訳者:YH )
( 記事ID:50651 )