スミットパン、25%値上げ
2021年02月10日付 Hurriyet 紙


イスタンブルで100グラムのスミットの価格は25%上昇し2リラ(約30円)から2.5リラ(約37円)に値上げされた。2013年から2018年にかけての5年間、スミットの値上げは行われていなかった。2018年の7月に1.5リラで売られていたスミットは1.75リラに値上げされた。過去2年半の間にスミットの価格は43%上昇し2.5リラになった。

スミット生産者は、イスタンブル商工業者組合連合(İSTESOB)から手元に届いた料金表により新価格に移行したと明らかした。生産者は、昨年から現在にかけ小麦粉価格が50%以上上昇し、ゴマ価格も20-25%上昇したと述べる一方で、電気代や下水料金も上がっていると話した。

イスタンブル・パン製造業者組合のエルドアン・チェティン代表は、昨年から現在にかけ小麦粉とゴマの価格が上昇したと指摘した。この価格上昇が、当然ながらスミットの価格にも影響を与えたと述べたチェティン代表は、「パン屋ではスミットが2リラで販売されている。なぜならスミット製造者とパン製造者が作るスミットには違いがあるからだ。パン製造者はパン用の小麦粉から、スミット製造者はスミット用の小麦粉で作る。価格の相違もここから生じるのだ」と話した。

2013年から2018年にかけての5年間、スミットの値上げは行われていなかった。2018年7月に1.5リラで売られていたスミットは1.75リラに値上げされた。過去2年半の間にスミットの価格は43%上昇し2.5リラになった。

■アンカラとイズミルでは2リラ

イズミルとアンカラでは100グラムのスミットは2リラで消費者に提供されている。1.75リラで販売されていたスミットの価格は14%上昇し2リラになった。中小業者組合は、コストの上昇の影響でスミットの価格も上昇したと述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:50663 )