高額不動産購入の外国人へ「トルコワーズ・カード」提案
2021年02月17日付 Hurriyet 紙

不動産海外広報機構(GİGDER)は、外国人が一定の金額以上の投資を行った場合、長期間滞在許可を得ることができる「トルコワーズ・カードの整備の提案」を環境都市整備省に行った。

提案に関して評価を行ったGİGDER代表のオメル・ファールク・アクバル氏は、トルコにおいて外国人が一定の金額以上の投資を行った場合、長期滞在が許可される制度の設立を省に提案したことを明らかにした。アクバル氏は、「最低10万ドルを投資した外国人にはトルコワーズ・カードを発行し、5年間の滞在許可を得られるようにすることを提案した」と話した。また、投資家に対し、配偶者と18歳以下の子供に対しても長期間の滞在許可を付与することにも触れた。


■精力的な広報活動

アクバル氏は、不動産分野における広報活動がトルコの健康、教育、生活、文化のような多くの分野における広報活動と別ものであると思われることはあり得ないとし、このためトルコを紹介する活動に重点を置くと話した。調査を行ってレポートを作成し、マルタやイギリス、スペインといった国々が不動産販売において提案している可能性を調査すると述べたアクバル氏は、以下のように語った。

■サミットの計画

「来期には、トルコが認知度を確保できる市場に対しバーチャル展覧会やロードショー(巡回展示)を行う。例えば、近日中にイランでバーチャル展示会とロードショーを行う計画がある。
トルコにとってポテンシャルのある市場であるインドやインドネシア、マレーシアやパキスタンのようなアジア各国やアフリカにも広報活動を行うことを目指している。私たちが最重要の目標としていることの一つは、トルコでの国際不動産サミットの開催だ。このイベントを、世界中の全ての国際不動産取引者の注目をイスタンブルに集め、イスタンブルを国際的な不動産投資センターにするものと位置付けたい。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:50687 )