2回接種者130万人中、感染者は852人、死亡者ゼロ―結果は良好
2021年03月12日付 Hurriyet紙

保健省専門家委員会のメンバーであるムスタファ・ネジミ・イルハン教授は、新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受け免疫を獲得した130万人のうち852人がCOVID-19に感染したと発表した。イルハン教授は、感染者852人のうち53人が入院中だとしたうえで、5人は重症で治療を受けていると述べた。イルハン教授は「重症の入院患者の中に挿管を受けている患者、あるいは死亡した患者はいない。つまり、ワクチンは非常に有効ということだ。ワクチン接種の目的は、人々の重症化を防ぐことだ」と述べた。

ガーズィ大学医学部長・公衆衛生学科長で専門家委員会のメンバーであるムスタファ・ネジミ・イルハン教授は、新型コロナウイルスのワクチン接種についてDHA(デミルオレン・ニュース・エージェンシー)に語った。イルハン教授は、トルコ国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから1年が経過したとしたうえで、この期間中に280万人以上が新型コロナウイルスに感染し、29000人以上が死亡したと述べた。

イルハン教授は「ここで重要なのは、我々は29000人の命を失ったということだ。新型コロナウイルスは世界に影響を与えており、世界的に見ても感染者数は良くない状況だ。トルコは、比較的新型コロナウイルスをよく抑え込んでいる国の1つだ。29000人の国民を失った、しかし十分な治療と予防策を講じなければこの数字はもっと大きくなっていただろう」と述べた。

イルハン教授は、新型コロナウイルスとの戦いには2つの方法があると述べ「1つ目はウイルスに感染しないこと。社会的距離、マスクの着用と衛生面の注意だ。これに加えてもう1つ、ワクチン接種がある。2020年秋から世界ではワクチン接種が始まった。我々トルコ共和国も、1月初めにワクチン接種を開始した。今のところ、トルコで初めてのワクチン接種から2ヶ月が経過した。この2ヶ月で1040万人以上がワクチン接種を受けた。このうち260万人が2回めの接種を受けた。言い換えると、70万〜80万人の医療従事者が2回めの接種を受けたことを踏まえると、180万人ほどの65歳以上の人々が接種を受けたということになる。間もなく第2グループの接種に入る。両グループの接種が完了すれば。新型コロナウイルスに関して非常に大きなステップを踏むことができると考えている」と述べた。

■「2回目の接種を受けた852人の感染を確認」

イルハン教授はワクチン接種の重要性を強調し、2回目の接種から約2週間が経過し「免疫」を獲得するレベルに達した人々に関して評価した。イルハン教授は「2回のワクチン接種を受け免疫を獲得したと我々が認識している130万人の国民のうち、感染が確認されたのは852人のみで、そのうち入院しているのはわずか53人、うち重症者は5人しかいない。5人のうち3人は退院した。彼らの中で挿管を受けた人はおらず、死者もいない。我々のところでも同様の状況で、ガーズィ大学医学部ではワクチン接種を受けた後感染した人はいるが、誰も重症化しておらず、挿管を受けていない。重症者の中で挿管を受けた、また死亡した人はいない。これはとても重要なことだ。つまり、ワクチン接種は非常に有効だということだ。ワクチン接種の目的は、人々が重病にかかるのを防ぐことだ。おそらく感染は防げないが、感染者は重症化せず、挿管を受けず、死亡しない。全ての人々が躊躇せずにワクチン接種を受けることが、新型コロナウイルスとの戦いで大変大きな効果をもたらすだろう」と述べた。

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(翻訳者:神谷亮平)
(記事ID:50778)