ゲズィ公園の所有者、イスタンブル市からスルタン・バヤズィト財団に移行
2021年03月20日付 Cumhuriyet紙


ゲズィ公園の所有権がイスタンブル広域市から移った。タクスィム・ゲズィ公園と文化観光省ワクフ総局は、タクスィムのゲズィ公園の所有権が「スルタン・バヤズィト・ワクフ」に移管されたと発表した。

ゲズィ公園の所有権がイスタンブル広域市からスルタン・バヤズィト・ワクフに移管された。

ワクフ総局による書面での発表には「2008年に制定された5737番・ワクフ法の第30条により、イノニュ広場の751区1・2・3番、共和国管轄の751区4番の所有権が「聖スルタン・バヤズィト・ハン・ワクフ」に移管された」と記されている。

この発表によると、移管手続きが2021年3月12日付で地券・不動産登記総局からワクフ総局に記録されるということで、発表には以下のように記されている。

「2008年の法改正により「ワクフ(寄進)により生み出され、いかなる形であれ国庫、自治体・特別行政体・村・法人に所有権が移ったワクフ文化財は、正当な権利を有するワクフに委譲される」という記述が法制化された。これに沿って、2008年から2019年にかけて647件、2019年以降は367件がワクフに委譲された。所有権がワクフにありながらワクフに委譲されていないものについて調査を続けている」

移管手続きはワクフ法第30条に沿ったものだ。

■ワクフ法第30条は次の通り

「ワクフ(寄進)により生み出され、いかなる形であれ国庫、自治体・特別行政体・村・法人に所有権が移ったワクフ文化財は、正当な権利を有するワクフに委譲される」

■イスタンブル広域市による発表はなし

本件について、イスタンブル広域市からの公式発表はまだ伝えられていない。このため、イスタンブル広域市による発表が待たれる。

■コラマズ氏「大統領府移管された」、ムフジュ氏「説明がない」

トルコ技術者建築家会議所連合(TMMOB)のエミン・コラマズ会長は自身のTwitterでこの決定について「ゲズィ公園の所有権がイスタンブル広域市から大統領府に移管された。我々は技術者、建築家、都市計画の専門家としてゲズィ公園を守ることに誇りに思っており、これからも誇りに思う」と述べた。建築家協会の元会長であるエユプ・ムフジュ氏は、ゲズィ公園の所有権の移管について法的な議論を引き起こすだろうと述べた。ムフジュ氏は「イスタンブル広域市がゲズィ公園に関するサービスを提供するためのシステム、人員、予算を持っている中で、この土地の所有権を移管することは法的・論理的な説明がつかない。このような状態が発生している。ゲズィ公園の件について、多くの懸念を招くような政治的理解に対して我々は立ち向かう」と述べた。

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(翻訳者:神谷亮平)
(記事ID:50807)