汚い字の処方箋を薬局読めず、薬違いの患者に被害
2021年03月27日付 Hurriyet 紙

イスタンブルのキュチュクチェクメジェで医師の指示を読めなかった薬剤師が患者に間違った薬を処方した。5日間誤った薬を服用した女性患者は入院した。副作用が発生したため、短期間で回復すると思われた女性の治療は長引いた。

CNNトルコのミュジャヒト・トプチュ記者とジャネル・エムレ・クナジュ記者の独占報道によれば医師と薬剤師の間の処方箋に関する行き違いがあったことで若い女性患者が回復する代わりに救急に送られた。医師が手書きした処方箋を薬局が読み違えたことで、患者には誤った薬を処方された。

ブルジュ・ドンメズさん(31歳)は胃の不調を感じ、診察を受けるために医師のもとへ行った。医師が書いた処方箋を持って薬局へ来たが、購入した薬は医師が記入した薬とは違うものだった。ブルジュ・ドンメズさんは胃の不調を感じていたが、肺炎の薬を処方されたのだ。

◾️「民間の健康保険がある患者さんには手書きで処方箋を書きます」

薬を指定した医師は「民間の健康保険がある患者さんには手書きで処方箋を書きます。これは抗生物質の一種でした。ある抗生物質を記入しましたが、全然違う種類の抗生物質が処方されました。その病気に使いたくはない抗生剤だったのです。それで患者にその抗生剤の副作用が出始めました。重大な副作用が生じたため救急に申し入れました。」と述べた。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:50841 )