サッカー試合中に断食明けの飲食
2021年04月15日付 Cumhuriyet紙


試合中に断食明けの食事をしたアンカラ・ケチオレン・ギュジュのサッカー選手たちは、彼らが行ったことがこれほど話題を呼ぶとは思わなかったと話し、驚きをみせた。

トルコサッカー連盟第1部リーグの30試合目、GZTギレスンスポルをホームに迎え入れたアンカラ・ケチオレン・ギュジュの選手らが断食月のため試合の10分目に コート上で断食明けの食事をとったことが話題となった。選手たちの内ウウル・ウトゥル選手、ブラク・アイドゥン選手、アブドゥルカディル・コルクト選手は、イフラス・ ハベル通信社に語った。選手たちはこの出来事がこれほど話題になったことに驚いた一方で、セダト・タヒロル会長とイルケル・ ピュレン監督は断食に関し選手達に無理強いはしていないと明かした。

■ウトゥル選手:これほど話題を呼ぶとは思っていなかった

試合前日、キーパーのメティン・ウチャル選手とイフタール(断食月中に行われる日没後の食事)を計画していたと明らかにしたウトゥル選手はこう話した。「試合前 日、キーパーのメティンとこの話題について話しました。彼もそう考えていました。アザーンが唱えられたら試合を中断し、イフタールをとることを考えました。彼も同じでした。試合を中断し水とデーツで断食明けの食事としました。これほど話題を呼ぶことになるとは思っていませんでした。会長と監督にも特に感謝を伝えたいです。彼らはいつも私たちに寄り添ってくれました。神がお許しくださるならこの断食は優勝と引き換えだと言えます。ムスリムの暮らす国で生活していて、これがそんなに過大視されるとは思っていませんでした。神はこれほどラマザンの達成を運命づけているのでしょう。皆さんに、断食月おめでとうございます。神よ、断食明け祭日に至るまで運命づけられますように。『あなたに影響がありますか?』と問う人もいます。神に栄光あれ。私たちに影響は一切ありませんでした。」

■アイドゥン:彼らは2日何も食べていない状態で断食を出来る

必要なことを行ったと強調したアイドゥン選手はこう話した。「まず、私たちはこれほど大事になるとは思っていませんでした。試合後にチームメイトが携帯電話を 手にすると、SNSでトレンド1位になっていました。本当に驚きました。当然のことをしたと思っています。もちろん試合をしていますが、たった90分です。試合開始10分目に食事をとりました。とても厳しい条件下の人々もいます。彼らは2日、何も食べていない状態で断食ができる。これは変わったことではないと思います。驚きました。寄せられた反応、映像、キャプチャがあります。試合中でも断食できるのです。会長も『断食をしてはならない』といった制限はありませんでした。そのことついても大変感謝しています。クラブでは断食は個々人の判断です。自由な環境があります。ムスリムの国で暮らしているうえで、これは普通のことです。」

ギレスンスポルの選手とともにイフタールを食べたと明らかにしたアイドゥン選手は、「試合の12分目だったと思います。私たちはコート端に食事をしに行きました。メディカルチームがデーツを用意しました。デーツを食べているとギレスン・スポルのストッパーであるディアラも同じように考えていたようで、彼も私たちの所に来てデーツを欲しがりました。メディカルチームがデーツを用意してくれたことに感謝します。彼にも与えられました。とても良かったです。」と話した。

■コルクト:イスラムが求める形で生活するよう努力している

食事の内容が豪華なものだったというコルクト選手はこう話した。「まず初めに、みなさんに良い断食月が訪れますように。ムスリムの暮らす国で生活しているため、変わったことではありません。1か月断食できなければ、どうして生きていられるでしょうか。結局の所、私たちはムスリムです。私はイスラムの求める形で生活するように努力しています。断食月には断食します。断食は、私にとって、とても重要なことです。[断食明けを告げる]アザーンにはまだ少し時間がありました。あまり苦しみませんでした。今後も困難を来すとは考えてはいません。イフタールの内容はとても豪華でした。デーツ、バナナ、いちご、ケーキ、フルーツジュース、水がありました。その後ディアラを見つけました。彼もそのつもりだったようです。共に食事をしました。」

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(翻訳者:小鉄礼子)
(記事ID:50914)