エジプト:船主会社が損害賠償金を支払うまで座礁船を差し押さえ
2021年04月11日付 al-Quds al-Arabi紙

■エジプトは船主会社が損害賠償金を支払うまでスエズ運河の座礁船を差し押さえる

【カイロ:アナトリア通信】

スエズ運河庁長官であるウサーマ・ラビーウ中将は土曜日夜半、エジプトテレビチャンネル「オン」のテレビ会見で、スエズ運河で座礁したコンテナ船「エバーギブン」による損失額と請求額を算出するために、同船に搭載されているVDR(航海データ記録装置)の回収作業が終了したと発表した。さらに損害賠償金が支払われるまで、同船を運河の南口近くのグレートビター湖係留地で差し押さえる意向も示した。この座礁事故によって、一週間近く多くの船舶が足止めされ、渋滞が発生した。

ラビーウ長官は「賠償請求のために、今回の座礁事故による運河の損害額を算出したところ、その額は約10億ドルに上る見通しだ」と述べた。さらに「この船の座礁の原因には船長の命令に対する技術的なミスの可能性もある。座礁船の船主会社が円満に賠償金の支払いに応じない場合、訴訟を起こし賠償金が支払われるまで座礁船は運河内に留置される」と付け加えた。

そのうえで運河から乗船した二人の水先案内人には、彼らの証言が影響を受けないように、事故の状況については尋ねなかったことにも言及した。そして「船の座礁はいかなる船長にとっても、その経歴に不名誉な汚点を残すものだ」と述べた。

(後略)

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(翻訳者:ヘス木有那)
(記事ID:50916)