テヘランにはゴミ漁りをする子供たちが何人いるのか? 全国のワーキングチルドレンに関する惨憺たる統計
2021年04月12日付 Hamshahri紙


 国家社会緊急センター長は、ゴミ漁りは尋常ならざる危険な職業の一部とみなされると指摘し、「NGOの情報によれば、テヘランにはゴミ漁りを生業としている子供がおよそ4000人いる」と語った。

【ハムシャフリー電子版】イスラーム共和国通信[IRNA]によると、国家社会緊急センター長のマフムード・アリーグー氏はテレビ番組で、ワーキングチルドレンやストリートチルドレンの問題に対し、「1396年[西暦2017/18年]の労働省の統計によると、国全体で50万人のワーキングチルドレンが存在し、作業場で働く子供たち、路上で働く子供たち、ゴミ漁りをする子供たちの3つのグループに分類される」と述べた。

 彼は続けて述べた。「ワーキングチルドレンの大部分は作業場で働く子供たちであり、関心を向けられる度合いは最も低い。路上で働く子供たちの数は正確には把握できていないが、福祉庁の統計によれば、路上で働く子供たちは全国に14000人ほどいると推測されている。ゴミ漁りをする子供の数は他2つのグループより少なく、[ゴミ漁りは]尋常ならざる危険な職業の一部とみなされる。NGOの情報によると、ゴミ漁りを生業としている子供たちはテヘラン市内に約4000人いる。」

 彼は児童青少年保護法に言及して述べた。「この法律には『18歳未満の子供の労働は禁止される』とあるが、イラン・イスラーム共和国の労働法では『15歳から18歳の子供は、彼らに有害でない仕事の場合は問題ない』とある。」

 彼は加えて述べた。「ゴミ漁りをする子供に関して、子供たちの大部分はアフガニスタン、パキスタン、バングラデシュ出身の市民及び移民であると断言することができる。ストリートチルドレンに関してもまた、分布は明確でないが存在している。」

 彼は以下のように述べた。「昨年から今年にかけて、テヘランの路上で働く600人の子供たちを管理・掌握できるよう進めており、この問題を調査するための十分な能力と予算があるが、さらなる努力が必要である。」

 彼は移民のワーキングチルドレンについて述べた。「国境地帯の状況は社会問題でもあるが、この問題のために割り当てられた予算は十分ではない。」

 彼は、法を鑑みれば、確かに路上には子供たちの居場所はないと説明し、以下のように加えた。「ハーム・リダクション・モデルは、子供を家庭内で養育することに帰結するはずであり、このことが、家族を軸とする考え方を通じて問題解決に向けて我々を導いてくれるだろう。」

 イスラーム評議会[イラン国会]社会委員会のマフディー・イーサーザーデ委員長もこのテレビ番組で以下のように述べた。「13の機関がワーキングチルドレン問題を担当しているが、42年経ってもなおこの問題に関する明確な統計が提示されていない、これは恥ずべきことである。」

 彼は加えて述べた。「最もよく知られた子供にとっての社会的危害の一つは、路上で働くことである。したがって、福祉の予算を増やして充実させねばならず、これに向けて適切な整備を行うべきである。」

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(翻訳者:SN)
(記事ID:50966)