パレスチナ:高等フォローアップ委員会が抗議デモの継続を呼びかけ(1)
2021年05月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエルによる新たな犯罪の渦中で、「48の土地」内部のパレスチナ人に対し抗議の続行が呼びかけられ、またエルサレム、ガザ地区への支援が求められる

【ナザレ:本紙】

イスラエル裁判所は昨日、更なるデモや抗議への呼びかけが行われるなか、3日間続いた爆発的な衝突の最中に逮捕されたパレスチナ人の若者ら250人の拘留を延長した。「48の土地」内の高等フォローアップ委員会は、グリーンライン両側でパレスチナ人たちに対する犯罪を行うテロ入植者諸集団の活動に関して警鐘を鳴らした。

同委員会はナザレでの緊急集会の終わりに、同委員会の全構成員、人民委員会および全ての愛国的軍事組織に向け、統合された抗議デモを同日に開始するようを呼びかけた。このデモは、エルサレムとアクサー・モスクのパレスチナ人たちに対する占領政体の諸犯罪、ガザ地区で進行中の虐殺、テロ入植者の銃弾によるリッダ市の若き殉教者ムーサー・ハッスーナ氏の殺害といった、数々の犯罪に対抗するものであるという。

同委員会は、若き殉教者ムーサー・ハッスーナ氏の暗殺や占領政体によるガザ地区での継続的な虐殺、また占領軍やテロ入植者諸集団を用いたアクサー・モスクおよびシャイフ・ジャッラーフ地区に対する長期にわたる継続的侵略の脅威をめぐって、緊急集会を開いていた。

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( 翻訳者:伊藤遥 )
( 記事ID:51040 )