パレスチナ:ナーブルス近郊でのイスラエル占領軍との衝突
2021年05月13日付 al-Quds al-Arabi 紙

■パレスチナ:ナーブルス近郊でパレスチナ人抵抗者が死亡し、西岸地区でのイスラエル占領軍との衝突で数十人が負傷

【ラーマッラ(占領下の西岸地区):本紙】

水曜日、占領下の西岸でイスラエル占領軍との散発的な戦闘中に、パレスチナ人抵抗者が死亡、他33人が負傷し、数十人が窒息した。

保健省は木曜日の明け方、パレスチナ市民連絡事務局がナーブルス近郊における占領軍の発砲を受け、市民一名の死を伝えたと述べた。

そしてイスラエル報道機関は、ナーブルス市近郊での発砲で兵士2人が負傷したと伝えた。

地元の情報筋によると、ナーブルス近郊での発砲の実行者は、殉教したムハンマド・ナッジャール氏(36歳)であり、ナーブルスのラス・アルアイン地域から解放された捕虜であった。

これにしたがい、パレスチナの公式情報筋によると、占領下のヨルダン川西岸地区とエルサレムでのイスラエルの攻撃やガザ地区での残忍な襲撃によって、子供16人、女性5人、老人1人を含む69人のパレスチナ人が死亡し、1,000人以上が負傷した。

パレスチナ保健省は声明のなかで、「パレスチナ市民連絡事務局は、占領軍がナーブルス市近郊で発砲したことによる市民(身元は不明)の死について知らせた」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:井上紗良 )
( 記事ID:51042 )