ラマザン・バイラムへ希望ーアンカラで40%減
2021年05月13日付 Hurriyet 紙


保健省の5月12日のデータによると、1万3千29人の新規コロナウイルス感染者が確認される中、232人が死亡した。「全面的なロックダウン」によるコロナウイルス感染者数の減少は、病院にも反映した。アンカラ都市病院救急サービスに連絡したCovid-19患者数は2週間前に比べ40%減少した。

アンカラ都市病院救急医療科事務・教育責任者のハカン・オウズトゥルク博士は、「全面的なロックダウン」による感染者数減少が病院にも反映したと話した。 オウズトゥルク博士は、アンカラ都市病院救急サービスに連絡したコロナウイルス患者数は2週間前と比較して40%減少したと述べ、

「安心して言えますが、感染者数は救急医療へ連絡してくる点でも減少している状況です。コロナウイルスが原因で訪れた患者の数は2週間前と比較して40%減少しています。現時点では良い状況です。アンカラ都市病院は、Covid-19との闘いにおいて我が国の中核的基地の状態にあって、トルコで最も大きい病院です。救急科としては世界一の規模です。ここにはアンカラ地域からだけでなく、トルコ各地から患者がやってきます。にもかかわらず、病院の患者数減少はロックダウンの予防措置が大いに良い効果を見せた結果として現れています。アンカラ都市病院における感染者数の増減は、我が国の感染者数の増減と密接に関係しています。」と話した。

■「クルバンバイラムに制限が行われる可能性はかなり低い」

オウズトゥルク博士は、バイラムにおけるロックダウンが感染者数に及ぼした影響が良好な推移のまま続くだろうと明らかにし、こう話した。

「バイラムにおける規制が感染者数に影響を与えるでしょう。国民も一定の情報を持っています。警鐘がある種全員に周知されたと思っています。核家族的な生活形態を活発にする必要があります。ある点に注意しなければなりません。このバイラムでも感染者数の減少に支障をきたしかねない活動を控える必要があります。人とは電話で話してください。年長者へ親愛の情を伝えることとバイラムのお祝いは電話で行ってください。緊密な接触という形でバイラムの挨拶をすることは今回を最後として控えてください。続くバイラムでより安心してお祝いができるように、このバイラムではこの自己犠牲を見せることが必要です。医療従事者から治安部隊に至るまで規則に従う人々は自らを犠牲にしています、信じてください。この自己犠牲の結果、数字の減少傾向に繋がりました。しかし、僅かな対応の不足や規則に従わなければ、不安定さが表れ、感染者数が再び増加しかねないことから、これまでの努力を無に帰さないために、このバイラムでも国民が規則に従う努力をすることは大変重要になっています。数字が減少すれば、そしてこの取り組みでこの数字を保ったまま夏に入れば、ワクチン接種も次のワクチン供給によってより接種率が上がると共に、クルバンバイラムで制限が行われる可能性はかなり低いとみています。」

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( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:51044 )