ガザ:国連でパレスチナ会合が開かれる
2021年05月18日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連総会は木曜日、パレスチナの状況を議論するために会合を開催

【ガザ:本紙】

国連総会は来る木曜日、パレスチナの状況を議論するために会合を開く予定である。以前、安全保障理事会は三度にわたりガザへの侵攻に対する非難声明を発表することに頓挫している。

パレスチナの国連常駐代表リヤード・マンスール大使は国連総会がパレスチナの状況を議論するため、次の木曜日に会合を開くと表明した。

同代表が述べるところによると、大規模なアラブ人代表団やイスラーム代表団と国連総会議長との間で会合が開かれた。また、アルジェリアとニジェールの両国代表が中東情勢の議題項目について総会の開催を要求し、総会議長は木曜日に総会を開催すると発表した。

リヤード・マンスール大臣は「パレスチナを支援し、民衆への侵略を停止するために両グループが示した兄弟愛の連帯」に感謝した。

関連してリヤード・マンスール大使は、非同盟運動がパレスチナの状況の議論を目的とした国連総会開催を要求するにあたり、アラブとイスラムのグループが合流することについて全会一致で承認したと発表した。

パレスチナ政府のムハンマド・シュタイエ首相は、アメリカの反対姿勢のため、安全保障理事会が一致した行動を示せないことを受け、パレスチナ民衆への攻撃に対する非難決議を宣言するために総会へ向かうと述べた。

シュタイエ氏はアメリカの反対を乗り越えるために総会へ赴くと述べながら、「そこで拒否権を持つものは誰もいない」と言った。

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( 翻訳者:福井寧々 )
( 記事ID:51069 )