レバノン:ナスルッラー書記長をお見舞いする支持者
2021年05月30日付 al-Mudun 紙


■ビデオ付き:ハサン・ナスルッラー書記長の健康回復祈願に水とパンを配給

【n.p.:本紙】

ハサン・ナスルッラー ヒズブッラー書記長は前回テレビに出演した際、疲れた様子で現れ、激しい咳に苦しんでいたが、その際ナイーム・カースィム副書記長は彼の体調が優れており、休息が必要であることを明らかにした。その後、最近撮影された映像では、「ヒズブッラー」のメンバーらからなる複数のグループが、ベイルート南部のダーヒヤ地区にて無料でパンと水を通行人に分け与えている様子が映し出された。ハサン・ナスルッラー同党書記長の回復を願ってのことである。

既にいくつかのメディアはある映像フィルムを報道した。そこには複数の通りで露店を構え、パンの束や水のボトルを分配する若者たちが映し出されていた。また、一部の露店には厚紙製の張り紙も映っていて、次のような表現が書かれている。「輝ける者ファーティマ(彼女の上に平安あれ) の愛のもと、(神に守られし)ハサン・ナスルッラー書記長が回復なさるように」。そしてその配給キャンペーンは、露店のスピーカーから流れる宗教歌が伴っていた。

同書記長は、先週火曜日(5月25日)の抵抗と解放の記念日に行われた前回のテレビ出演で「ラマダーン月が明けてからここ数日、私が姿を見せられなかったのは、病気のためである」と明らかにしていた。また、「エルサレムの日から今日まで、激しい咳に苦しんでいるために欠席したことを申し訳ないと思っている。話したり演説したりすることが私には難しかったのだ。」とも述べた。カースィム氏に戻ると、彼はレバノン放送協会のインタビューで、「ハサン・ナスルッラー書記長の体調は優れている。既に、休憩を要するもそれ以上は必要としない健康状態である」と強調した。

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:51136 )