トルコ映画:レーニン像が黒海の村に漂着!―映画『あなたと私とレーニン』がイスタンブル映画祭で初上映
2021年05月26日付 Milliyet 紙


監督のトゥハン・タシュタン氏が、シナリオをバルシュ・ブチャクチュ氏と共に執筆した最初の長編映画である『あなたと私とレーニン(Sen Ben Lenin)』の特別な広告が公開された。ソビエト連邦から海に放りだされて、デュズジェにて陸に打ち上げられたレーニンの真実の物語から出発した映画はトルコプレミアを、この先の日々において第40回映画祭において開催される予定である。

トゥハン・タシュタン氏の最初の長編映画である『あなたと私とレーニン』は、先月にワールドプレミアを由緒ある映画祭の一つである第43回モスクワ映画祭において実現をして、大きな評価を集め、ロシアのメディアから喝采を得た。

政治的なテーマそして強力な俳優陣と共に、今から大きな興味と共に待たれている映画に対して特別に作成された異なる二つのポスター作品が、今日映画ファンたちのフェイバリットとなるべく公開された。グラフィック・デザイナーのウール・エルバシュ氏が準備を行ったポスターでは、小さな町そしてレーニンが一堂に会する映画が、メタファーとともに物語られる中で、イラストレーターのセゼン・オズユルドゥズ氏によって用意がなされたもう一つのポスターでは、レーニンのシルエットが登場している。

黒海の不機嫌な波がもたらしたレーニンの銅像が村の広場に立てられた後に、村長が参加をするオープニングセレモニーの前に銅像が奪われてしまったのだ。銅像を発見するためにアンカラから特別に任命された警官たちは村人たちに「レーニンは一体どこなのか?」という問いの後に次々起こる事件が取り上げられた『あなたと私とレーニン』の主役にはバルシュ・ファライ氏そしてサイグン・ソイサル氏が加わっている。

トゥハン・タシュタン氏、そしてバルシュ・ブチャクチュ氏がペンをとった、政治そしてブラックユーモアのジャンルである映画の俳優陣にはファライ氏そしてソイサル氏と共にメリス・ビルカン氏、セルダル・オルチン氏、ヌル・スレル氏、サリフ・カリョン氏、ハシベ・エレン氏、オズギュル・チェヴィク氏、シェリフ・エロール氏、ビンヌル・カヤ氏、ムスタファ・クランテペ氏、セルカン・ケスキン氏、ナズル・ブルム氏、ムラト・クルチ氏、サルプ・アイドゥンオール氏、バルシュ・ユルドゥズ氏、サルプ・アッカヤ氏、ネジプ・メミル氏、ビルゲ・オナル氏、ウトゥク・チャカル氏のような数多くの重要人物が加わっている。

制作者をイスタンブルデジタル(ID)映画とヤプム-エキが共同でおこない、音楽をバルシュ・ディリ氏が制作した映画の音楽はエディプ・ジャンセヴェル氏の『私のハンカチには血の声が』というタイトルの詩から作曲をされ、セッヤル・タネル氏によって歌唱がされた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:51144 )