クーデター:クーデターへの支持派と反対派に分かれる僧侶たち(4)
2021年05月14日付 その他 - Aawsat.com 紙


■クーデターへの支持派と反対派に分かれる僧侶たち

【シャルク・アウサト】

2月のクーデター以来、新体制は新型コロナウイルス流行によって数ヶ月前から閉鎖されていた寺院を再開し、僧侶たちに接近するような動きを見せた。

同様に、軍事組織のトップであるミン・アウン・フライン将軍やその他の高官たちは、主要な複数の寺院を何度も訪れて寄付を行った。

しかし政治犯支援協会によると、2月1日以降780人以上の民間人が殺害されるなど、国内の治安部隊による過剰な暴力行使による影響から、多くの僧侶が市民抵抗運動に参加した。

抗議活動に頻繁に参加する僧侶、シュウェ・オー・サヤルダーさん(44歳)は、「軍事組織は不当に権力を掌握した。(中略)我々は正義の側に立たなければならない」と述べた。

ミャンマーの宗教法は、国内の約30万人の僧侶が投票や政治デモ参加を行うことを禁じている。

ガンビラさんは以下のように述べた。「理想的な世界においては、僧侶は宗教と瞑想にのみ集中しなければならない。しかし我々の国は混乱に陥っており、我々はそのことに目をつむることはできない」。

オーストラリアに暮らす同氏は最後に以下のように述べた。「仏陀は、どのような場所か、どのような方法かに関わらず、我々が常に真実の道に留まらなければならないと教えてくれた。我々のスローガンは一つだけである。『決して諦めない』」 。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:51182 )