ナスルッラー師「聖地エルサレムへの攻撃は地域戦争であり、それはイスラエルの衰退を意味する」〈2〉
2021年05月25日付 Hamshahri 紙
―(1)からの続き―
彼は続けて、「先の戦闘でガザが示したことは、イスラエルという敵との戦闘の日々の歴史的で稀な一歩であった。聖地の剣の戦闘の歴史的な変化は、ガザは、聖地とその住民等を守るために戦争に突入したのであり、ガザの防衛のためではなかったということだ。ガザの住民等とその抵抗者たちは聖地とアル・アクサー・モスクを守り、その道に身を捧げる準備ができていた。聖地の剣の戦闘は、シオニストたちが理解しなければならないことを明らかにした。それは[戦略に関する]評価の修正である」と続けた。
ヒズボッラー書記長は、「シオニストたちは、聖地と聖域、そしてアル・アクサ―・モスクへの攻撃はその他のどこへの侵攻とも異なり、その侵略への対応はガザの抵抗運動の境界に限られたものではない、と理解しなければならない。聖地のイスラームとキリスト教の聖域が深刻な危機にさらされている時、もはやレッドライン[超えてはならない線]は意味を持たない」と説明した。
彼はシオニストたちに向けて、「聖地とアル・アクサー・モスクへの侵略は、地域戦争を意味する」と強調した。
ヒズボッラー書記長は続けた。「イスラエルという敵が、この方程式が現実のものとなろうとしているのを知る時、将来のいかなる対応の結果もイスラエルの衰退であると理解するだろう。」
ナスルッラー師は「聖地の剣の戦闘において、世界中が、パレスチナの民衆が団結し、一つの目標に向かって行動を起こしていると感じた。聖地の剣の戦闘は、パレスチナ問題の有効性を国際社会の中で取り戻し、メディアはそれを否応なしに取り上げた。この戦闘の戦果の一つは、土地を奪還する唯一の方法としての、抵抗運動の文化と士気の復活だ。聖地の剣の戦闘は、関係正常化プロセスとそれに関わるメディアに強い打撃を与えた。」と語った。
彼は「聖地の剣の戦闘の後、世紀の取引計画は廃止されたと言うことができる。この戦闘の結果はまた、イスラエルの酷い相貌、特に、アパルトヘイト政策に再び目を向けさせたことだ。聖地の戦闘で最も重要な成果は、地域戦争の羅針盤の針が、真の敵の方向に戻ったことである」と強調した。
ナスルッラー師は「聖地の戦闘の結果の中で、ガザ地区がパレスチナの全方程式に加わったことは、戦闘での大きな変化であった。ガザでの先の抵抗運動の成果は、事前通告した何時間もの間ミサイル攻撃を続ける能力だった。先の戦闘はミサイルの量、質、及び射程の観点で異なる抵抗運動のミサイルの性能が示された」と述べた。
ヒズボッラー書記長は続いて「シオニストがパレスチナで危険だと感じたら、少なくとも、その人物が取る行動はその場を去ることである。聖地の剣の戦闘での最も重要な結果の一つは、シオニスト政権の治安の麻痺であり、これは前例のない軍事的成果である。」と説明した。
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( 翻訳者:OK )
( 記事ID:51191 )